HAKUTO-Rミッション2
2024-12-18 12:34:37

ispaceのHAKUTO-Rミッション2、ついに来年1月に打ち上げ決定!月面探査の新たな歴史を刻む

ispaceのHAKUTO-Rミッション2がいよいよ実現に向けて動き出す



株式会社ispaceは、本日HAKUTO-Rのミッション2「SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON」の打ち上げ日程を発表しました。最速で2025年1月中旬の予定で、月面探査への期待が高まっています。これは日本からの新たな宇宙挑戦であり、特に注目されるのは、同じロケットから他の民間企業であるFirefly Aerospaceと共に打ち上げられる点です。これは月面探査における歴史的な出来事として記録されることになるでしょう。

ミッション2の詳細な進行状況


先月、ispaceのRESILIENCEランダーは米国フロリダに輸送され、打ち上げのための最後の準備が進められています。この動画によると、打ち上げ予定は約1か月後に設定されていますが、具体的な日時は、Space XとFirefly社の合意に基づいて確定される予定です。

ミッション2において、ispaceのランダーは4~5か月後に月に着陸することを目指しています。Firefly社のミッションも同様に月面に到達するため、約45日を要するとしています。これにより、民間企業の連携が新たな宇宙探査の枠組みを広げ、結果として月面探査の可能性が一層拡大されることが期待されます。

ミッション2のマイルストーン及び新たな挑戦


ispaceは、ミッション2においても前回のミッション1同様に10段階のマイルストーンを設定しています。ミッション1では、8つのマイルストーンを成功裏に達成しましたが、今回の目標は9番目と10個目のマイルストーンに挑戦します。この中でも特に注目すべきは5番目のマイルストーン「月フライバイの完了」で、これが新たな挑戦となります。

月面探査車TENACIOUSの役割


また、ミッション2では、月面探査に関する初の資源探査にも取り組みます。これにはispaceの欧州法人が開発したTENACIOUSローバー(月面探査車)が用意されており、月面探査の新たな境地を切り開くことが期待されています。このローバーは、月面での自律走行、カメラによる撮影、ムーンハウスの展開、月のレゴリス採取などを実施します。

新たな月保険契約の締結


さらに、ispaceは、2022年のミッション1に続き、今回も三井住友海上火災保険(MSI)との間で新たな月保険を契約しました。この保険は、宇宙ミッションのリスク軽減を目的としており、ミッション2の運用中におけるリスクを軽減することが目指されています。これにより、より安定した宇宙ミッションを実現するための足がかりが確保されました。

月面探査の未来が拓かれる


ispaceは引き続き、様々な宇宙ミッションを通じて月へ挑戦し、シスルナ経済圏の構築に向けて邁進していくことを表明しています。最初のミッションが成功裏に終わったことで、企業や機関からの信頼も高まり、新たなミッションの取り組みが注目を集めています。2026年には米国法人のミッション3、2027年には新たに開発中のシリーズ3ランダーを用いたミッション6が予定されています。

ispaceの代表取締役CEOである袴田武史氏は、「いよいよ近づいてきた月への再挑戦に胸が高鳴っています。今回のミッションでさらなる実績を積み上げたい」と強調しました。

HAKUTO-Rミッション2の打ち上げは、宇宙探査への期待を一層高めるものとなりそうです。今後の進展が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社ispace
住所
東京都中央区日本橋浜町3-42-3住友不動産浜町ビル3F
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