WCTCの新規事業制度「UNLOCK」始動
WCTCは新たに「UNLOCK」という新規事業制度を導入しました。この制度は、全社員が自らの「やりたいこと」を主体的に考え、その才能や市場の可能性を切り開いていくための支援を目的としています。社員一人ひとりの情熱やアイデアを引き出し、実現に向けた活動が行える場を提供することが、この制度の核心です。
制度の概要
「UNLOCK」制度の対象者はWCTCの全社員で、エントリー方法には特に決まりはなく、提案資料は自由なフォーマットで構成できます。ただし、提案には以下の必須条件が求められます。
1.
将来性と成長ポテンシャルが見込まれる市場領域であること
2.
チャネル戦略において優位性があること
3. 新規参入でも
シェア拡大やリーダーシップ確立が可能な市場であること
審査の流れ
提案は、3段階の審査プロセスを経て評価されます。
1. 一次審査(書類審査)
第一次の審査では、必須条件を元に内容が適切かどうかを中心に審査されます。
2. 二次審査(経営層へのプレゼン)
次に、経営層への初回プレゼンが行われ、改良の指示があればその後に内容の改善を行うことが求められます。
3. 三次審査(改善後の再プレゼン)
具体化された提案内容を再度プレゼンし、最終的な評価を受けることになります。
審査基準
審査では、以下の基準が考慮されます。
- - 課題設定の妥当性
- - 市場性・収益性
- - 実行可能性
- - 独自性
- - 中長期の戦略貢献
- - ワクワク感(挑戦性・将来性)
事業化までの流れ
提案から事業化までのスケジュールは、2026年度に向けて以下のように進行します。
- - 1月15日:提案書提出期限
- - 1〜3月:審査プロセス
- - 4月1日:新規事業スタート
採択された場合の賞金・活動費
認められた場合には、100万円の賞金または事業活動費が支給されます。
事業開始後のフェーズ
事業化後は、小規模な実証フェーズから始まり、育成・改善を経て、拡大フェーズへと進行します。
1.
PoC(実証)フェーズ:週1日(8時間)の稼働で小規模に開始
2.
Growth(育成)フェーズ:週の半分(20時間)で育成・改善
3.
Scale-up(拡大)フェーズ:フルタイムで進行、他メンバーのアサインを検討
継続可否の判断
開始から6ヶ月後には、事業の継続可否が判断され、月々のレビューが実施されます。成果が出なかった場合でも、検証と学びを通じて次の挑戦に繋ぐことが重要視されます。
最後に
この「UNLOCK」制度は、社員の「やりたいこと」から始まります。挑戦を通じて未来のサービスや事業が生まれることを期待しています。