ELSOUL LABO、WBSOによる5年連続での承認
オランダのアムステルダムに本社を構えるELSOUL LABO B.V.は、同国の研究開発支援制度「WBSO」にて、2026年度分の研究開発プロジェクトが正式に承認されたことを発表しました。この承認により、ELSOUL LABOは5年連続で政府からの信頼を得ることとなりました。
WBSOとは何か?
WBSO(Wet Bevordering Speur- en Ontwikkelingswerk)は、オランダ政府によって設けられた研究開発制度で、特に技術的不確実性を抱えるプロジェクトが対象となります。具体的には、研究テーマや研究内容、実施体制を評価されるもので、毎年の審査が必要です。これは、分散システムのように条件が変化しやすい領域では、研究対象を常に更新し続ける必要があるためです。特に、技術的な不確実性とそれに対する挑戦が求められます。
2026年のプロジェクト内容
2026年に承認されたELSOUL LABOの研究開発プロジェクトは、以下の三つです:
1. MCP制御を活用したAIレイヤーのマルチチェーンRPC研究開発
2. 超低遅延を実現するSolana v3 / PoS RPCインフラの開発
3. バリデータの配置と運用オーケストレーションの自動化
これらはすべて、分散システムの設計や運用、観測、および持続可能性に関する課題解決を目的としています。
各プロジェクトの詳細
1. MCP制御によるAIレイヤー
このプロジェクトでは、AIを用いたMCP制御層を設計し、マルチチェーンRPCにおいて効率性とユーザー体験の向上を目指します。AIは、分散システム内の判断と制御を助けるための重要な要素として位置づけられています。
2. Solana v3 / PoS RPCインフラ
ここでは、Solanaの運用における全体的な整合性を追求し、データ処理の低遅延達成を目指しています。RPC単体の速度だけでなく、環境全体の整合性が要求され、様々な状況下でのボトルネックを解消する取り組みです。
3. バリデータの自動化
分散ネットワーク運用の属人性を解消し、品質を広く維持するための研究です。具体的には、配置や運用の判断を再現可能なプロセスとして設計し、オーケストレーションを実現します。
ELSOUL LABOの研究の意義
分散システムの研究を続けるELSOUL LABOは、研究と実装が密接に繋がることが成功の要因としています。オープンソース開発やDAO運営が進む中、研究の現実世界での検証は、次なる課題の解決へと繋がっています。このような循環があることで、研究は理論だけでなく、実践特化型の設計へと進化します。
グローバルな環境での研究
ELSOUL LABOは、AmsterdamやNew York、Tokyoなど、多様な地域で運用される分散型インフラ環境を前提として研究を行っています。これにより、現実的な条件下での開発が進められ、Web3開発分野における多くの開発チームを支援しています。
まとめ
ELSOUL LABOは、オープンソースとDAO運営を活用し、Web3開発者がリアルな条件で運用できる環境を整えています。より深い知識を得るには、ぜひValidators DAOの公式Discordチャンネルに参加してみてください。
公式Discordチャンネル:
ここをクリック