清澄庭園で防災展を開催!
清澄庭園では、2026年8月24日から9月1日まで、「防災展~震災教訓から学ぶ~」を開催します。特に9月1日は「防災の日」ということで、自然災害への理解を深める絶好の機会となっています。
清澄庭園は、関東大震災の際に多くの人々を守った歴史ある場所です。大正12年、当時著名な数寄屋造りの涼亭を残し、大泉水の周りは耐火性の高い樹木に囲まれていました。この庭園を避難場所として利用し、約1万人が助けられたという記録があります。
展示内容と特設コーナー
この防災展では、次のような多彩なプログラムが用意されています。
1. 動画視聴コーナー
期間中の毎日、関東大震災に関するパネル展の様子を編集したスライドショーやDVDを視聴できます。震災からの教訓を映像で再確認しながら学ぶことができます。
2. 展示コーナー
こちらも期間中の毎日、防災に役立つ情報を展示します。知識を深めるための豊富な資料が用意されています。
3. 応急救護体験コーナー
8月25日(日)には、東京消防庁の深川消防署員によるAEDや心肺蘇生法の実践指導が行われます。参加者には防寒用アルミシートがプレゼントされ、誰でも自由に体験できる内容になっています。
4. ひと涼み処
会場内に設けられる「ひと涼み処」では、休憩しながら参加者同士が交流できるスペースが用意されています。暑い季節にぴったりのまとまりの場です!
アクセスと注意事項
清澄庭園の大正記念館で開催されるこのイベントの所在地は、東京都江東区清澄3-3-9です。入場無料で、事前申し込みは不要。交通アクセスは都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線の清澄白河駅から徒歩3分と非常に便利です。
また、清澄庭園は現在、大泉水の護岸補修工事を行っており、水位が普段より低くなっています。訪れる前に清澄庭園の公式HPや公式X(旧Twitter)で最新情報をご確認ください。
この防災展は、関東大震災を胸に刻み、自然災害への備えを学ぶ機会です。ぜひお友達や家族を誘って、清澄庭園に訪れてみてください。多くの人々の参加をお待ちしております!