クリプト便のセキュリティ
2024-09-30 09:50:38

セキュリティ格付け最高位を14年間維持するクリプト便の取り組み

セキュアファイル転送・共有サービス「クリプト便」



NRIセキュアテクノロジーズ株式会社が提供する「クリプト便」は、情報セキュリティの格付けにおいて最高位「AAAis」を14年間にわたり維持し続けています。この評価は、一般社団法人日本セキュリティ格付機構(JaSRO)から付与されたもので、クリプト便の運用業務が高いレベルのセキュリティ対策を講じていることを示しています。これまでの14年間にわたる継続的な努力と進化が、この素晴らしい成績につながったのです。

クリプト便の歴史と発展



クリプト便は、2001年にそのサービスを開始しました。最初はWebブラウザを介して安全にファイルを送受信するためのものとして導入され、その後、2011年にはクラウドサービスとして展開。以来、そのセキュリティ水準は常に高く維持されています。今回の格付更新では、新たな脅威に対しても迅速に対応できる能力や、マネジメントの成熟度が高く評価された点が特に強調されました。

AAAisの意義と重要性



最高位の「AAAis」は、全17段階の格付けで最も高いレベルを示します。この風格を得るためには、以下の二つの要件を満たす必要があります。
1. 新たな脅威に迅速に対応し、高水準の管理を常に維持すること。
2. リスクモニタリングを行い、柔軟な対応が可能な体制を築くこと。

このような厳しい基準をクリアするために、クリプト便は定期的に内部の規程を見直し、スタッフの教育体制を強化しています。

セキュリティ対策の取り組み



クリプト便では、セキュリティ統括責任者を中心とした強固な組織体制を維持し、リスクの低減を図るための多様な対策を講じています。自社開発のツールを使用しつつ、他社のソリューションも取り入れ、情報管理の効率化に向けた努力をしています。

特に、以下のような具体的な措置が講じられています:
  • - 本番機へのアクセスのための専用室や専用端末の設置。
  • - サーバーへのアクセスチェック機能や脆弱性検査の実施。
  • - サイバー攻撃の監視と対策の強化。

これにより、社内においてもデータが安全に管理される体制が整っています。

政府との連携と信頼の構築



クリプト便は、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度であるISMAPにも認定されており、政府が求める高いセキュリティ水準を満たしています。この認定を通じて、政府機関だけでなく、民間企業や団体からの信頼を得て、今後ますます利用が広がることが期待されます。

まとめ



14年以上にわたり情報セキュリティ格付け最高位を維持しているクリプト便。その成功の背景には、継続的な改善や教育、厳格な運用管理があることがわかりました。今後もこの高まる期待に応えるべく、さらなる進化を続けていくことでしょう。クリプト便の今後の活動に注目です。


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会社情報

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一般社団法人日本セキュリティ格付機構
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