青森の大地と水から生まれたOIRASE BEER青天の霹靂、受賞の栄誉

青森の大地と水から生まれたOIRASE BEER「青天の霹靂」

青森県十和田市に位置する道の駅「道の駅奥入瀬」の奥にあるのが、OIRASE Brewery（奥入瀬ブルワリー）です。ここでは、地元の名水「奥入瀬の源流水」と青森県産のブランド米「青天の霹靂」を使用したビールが洗練された技術で醸造されています。2024年のJR東日本おみやげグランプリにおいて、同社のOIRASE BEER「青天の霹靂」が見事に飲料・アルコール部門賞を受賞し、その価値が再確認されました。

注目の受賞ビール、青天の霹靂

今回受賞したOIRASE BEERは、青森の自然の恵みを詰め込んだ珠玉の一品です。フルーティーな香りと、甘みと酸味のバランスが絶妙なケルシュスタイルのビールで、青森の特Aランクの達成者である「青天の霹靂」を副原料として使用しています。まさに、青森の豊かな風土を感じることができる味わいです。このビールは、JR青森駅や新青森駅、A-FACTORYなどの全国的な販売窓口のほか、青森空港、八食センターといった観光施設でも好評に購入できます。

お土産グランプリの意義

おみやげグランプリは、JR東日本が地域の特性を大切にしながら、民間企業とも連携して地域活性化を促すために始めたイベントです。この取り組みは、地域のお土産としても高い評価を得る商品を選出することを目的としたもので、国内外の観光客に向けて魅力を伝える絶好の機会になっています。2024年のグランプリも、7月5日から21日までの期間にわたって、88商品の中から選ばれたものです。

奥入瀬ブルワリーの由来と特性

奥入瀬渓流は、日本有数の自然景観が広がる場所として知られています。その玄関口に位置する道の駅「道の駅奥入瀬」に建設されたOIRASE Breweryでは、地元の新鮮な水を使った本格的なビール醸造が行われており、1997年から続くこの伝統は根強い人気を誇ります。このビールは純粋に青森の風土を感じさせるものであり、それぞれの季節に合わせた独自の風味づくりにも力を入れています。

さらなる青森の魅力を伝えるOIRASE Brewery

OIRASE Breweryでは、醸造所見学のほか、地元の食材を取り入れた料理を提供するレストランも併設されています。ここでは、特に石窯で焼かれるピザが人気で、ビールとの相性も抜群です。天井が高く、明るく開放感のあるこの空間は、訪れる人々にとってリラックスできるスポットとなっています。

会社のビジョンと展望

OIRASE Breweryを運営する株式会社A-WORLDは、青森県の魅力を全国に広めることを目的にした地域ビジネスを展開しています。代表取締役の古里宣光氏が率いる同社は、地域の農産物を活かした製品開発に注力しており、ビール以外にも青森りんごをテーマにした店舗や菓子製造も手掛けています。今後も、青森の豊かな自然と文化を基盤にした独自の商品の創造で、地域の魅力をさらに発信していくことでしょう。

地域の素材を生かすOIRASE BEER「青天の霹靂」の受賞は、青森県の誇りであり、大自然が育んだ味わいの結晶です。皆さんもぜひ、この特別なビールを試してみてはいかがでしょうか？