大阪・関西万博で栃木の小中学生がアバターロボット体験！

栃木県が大阪・関西万博で新しい体験を提供

2025年に開催される大阪・関西万博において、栃木県の取り組みとして、ローカル5Gを利用した新しい体験プログラムが実施されることが決定しました。このプログラムは、栃木県内の小中学生がアバターロボット「newme」を使用して、大阪・関西万博の栃木パビリオンを遠隔見学する機会を提供するものです。

栃木パビリオンの遠隔見学

この取り組みは、栃木県の協力のもと、万博会場に設置される特設の栃木パビリオンを対象にしています。壬生町立壬生小学校及び壬生町立壬生中学校の生徒たちが、現地のローカル5G環境を利用して、新たに開発されたアバターロボット「newme」を操作し、まるでその場にいるかのように展示を体験することができます。

アバターロボット「newme」は、リアルタイムの映像を高品質で伝送し、遠隔地でコミュニケーションが可能なロボットです。生徒たちは、自分の目で見て、話しながら、栃木県の展示内容を学ぶことができるため、新しい形の学習体験が期待されます。

参加構造と関係者の役割

このプロジェクトには、avatarin株式会社、NECネッツエスアイ株式会社、東海大学が協力しており、それぞれの役割が明確に定められています。avatarin社は企画と運営、アバター技術の提供を担当し、NECネッツエスアイ社はローカル5Gシステムの整備や運用を行います。また、東海大学からは観光学部の学生がパビリオン内でのナビゲーターとして支援し、訪問者に対して説明を行います。これにより、学生たちは自らの学びを活かして、他者に知識を提供する貴重な経験を得ることができます。

実証実験の日程

実証実験は2025年6月27日（金）に行われる予定で、壬生町立壬生小学校からは午後1時から1時45分、壬生町立壬生中学校からは午後3時から3時50分まで、いずれも事前に設定された時間内でアバターロボットの操作が行われます。このように、ソフトウェアとハードウェアを融合させた試みは、実際に参加する生徒たちにとって貴重な経験となるでしょう。