第12回料理レシピ本大賞の受賞作が決定!
日本の料理レシピ本の魅力を発信することを目的とした「料理レシピ本大賞」が、今年も盛況のうちに開催されました。2025年度の第12回目となるこの賞では、数多くの料理本から感動的な作品が生まれています。今年の大賞に輝いたのは、りよ子氏の『すべてを蒸したい せいろレシピ』です。この本は、蒸し料理の魅力を余すことなく伝え、読者に新たな料理の楽しみ方を提供しています。
選考経過と受賞作品
本賞の選考は、書店選考委員の253名による一次投票を経て、200名以上の最終投票が行われました。結果、厳選された14作品の中から大接戦の末に各賞が決定しました。受賞発表は、9月9日に東京ドームホテルにて行われ、各作品のクリエイターたちが讃えられました。
料理部門
- - 大賞: 『すべてを蒸したい せいろレシピ』 著:りよ子(Gakken)
- - 準大賞: 『リュウジ式⾄⾼のレシピ3人生でいちばん美味しい!基本の料理100』 著:リュウジ(ライツ社)
- - 入賞作品:
- 『湯気を⾷べる』 著:くどうれいん(オレンジページ)
- 『午前7時の朝ごはん研究所』 著:⼩⽥真規⼦/絵・マンガ:スケラッコ(ポプラ社)
- 『⼼も体ももっと、ととのう 薬膳の⾷卓365⽇』 著:川⼿鮎子(自由国民社)
お菓子部門
- - 大賞: 『気楽に作れて、これ以上おいしいレシピを私は知らない。』 著:misa(KADOKAWA)
ジャンル賞
- - こどもの本賞: 『パンどろぼうのせかいいちかんたん⼦どもとつくるパンレシピ』 著:吉永⿇⾐⼦/原作:柴⽥ケイコ(KADOKAWA)
- - コミック賞: 『キッチンに住みたい』 著:サトウユカ(オーバーラップ はちみつコミックエッセイ)
プロの選んだレシピ賞とニュースなレシピ賞
- - プロの選んだレシピ賞: 『⾃家製はエンタメだ。』 著:浜⽵睦子(サンクチュアリ出版)
- - ニュースなレシピ賞: 『井上咲楽のおまもりごはん』 著:井上咲楽(主婦の友社)
新たな企画「#このレシピが好き」
さらに、noteとのコラボ企画「#このレシピが好き with 料理レシピ本大賞」も展開中です。この企画では、一次選考を通過したレシピ本から好きなレシピをシェアする記事が投稿されています。多くの人に料理本の魅力を知ってもらうチャンスです。
書店でのフェアの開催
9月10日から全国の書店で「第12回料理レシピ本大賞」入賞フェアが開催されます。受賞作品を手に取る絶好の機会ですので、お見逃しなく。
受賞作品を通じての素材の楽しみ方
今年の受賞作品の数々は、私たちに料理の楽しさと、新しい味の発見を提供してくれます。各作品はどれも、素材を生かした工夫が随所に見られ、家での料理ライフをさらに豊かにしてくれるでしょう。受賞者たちの情熱と、それぞれのレシピに込められたストーリーに触れながら、新しい料理に挑戦してみませんか。
受賞者の皆さん、本当におめでとうございます!