復興の輪広がる
2014-03-06 20:22:51
福島復興の新たな試み『ふくしまの扉プロジェクト』始動
『ふくしまの扉プロジェクト』始動
3月11日、福島県郡山市の株式会社ひまわりキャリアサービスが、東日本大震災からの復興に向けた新たなプロジェクト『ふくしまの扉』を立ち上げる。このプロジェクトは、福島と全国をつなぎ、過去の記憶を風化させず、未来への絆を深めることを目指している。
プロジェクトの概要
『ふくしまの扉』プロジェクトでは、鍵に付けることができるデザインタグを製作し、これを介して福島を思い出してもらう仕組みを取り入れている。このタグにはKeypostというサービスが付随しており、鍵を失くした場合に返却されるための仕組みも整っている。プロジェクトを通じて、福島の未来のために寄付が行われる『ふくしまの扉ひまわり基金』も設けられており、さらなる復興を支援する。寄付は一口3,000円から可能で、参加者の善意が必要な人々に届けられる。
デザインとコンセプト
本プロジェクトが提供するデザインは3種類あり、それぞれが異なるメッセージや価値観を表現している。参加者は自分の意志を持って、福島とのつながりを感じながら暮らすことができる。これにより、一人でも多くの人が福島と絆を深め、地域を支える力となることを期待している。
キーポスト(Keypost)の魅力
このプロジェクト専用の『キーポストタグ』は高級感のある亜鉛合金で作られており、高い耐久性を誇る。重量はわずか15gと非常に軽いため、女性や子供でも持ち運びやすい。
主なサービス
キーポストタグには、以下の3つの素晴らしいサービスが含まれている。
1. キーポストリカバリー: このサービスは、鍵を紛失した際に発見者がタグの裏に記載されたフリーダイヤルに電話することで、持ち主に連絡が行く仕組みです。90%以上の返却率を誇り、人々の善意を広げる役割も果たしています。
2. クライシスアラート:シリアル番号に任意で血液型やアレルギー情報を登録でき、有事の際には迅速な身元確認が可能です。災害時の救助活動に役立つため、重要な準備となるでしょう。
3. ひまわり倶楽部:心の健康に関する相談窓口が設けられており、24時間365日対応しています。臨床心理士などの専門家によるカウンセリングも提供される。
価格設定
キーポストタグは1年サービス5,000円、3年サービス8,000円、5年サービス10,000円(税別)で購入可能。このプロジェクトは、1年で10,000枚の支援の輪を広げることを目標としている。
先行販売
プロジェクトの立ち上げを記念して、福島県いわき市で行われる「復興創造フォーラム2014」に出店予定で、内容も興味深い。日時は3月8日から9日、場所はいわき明星大学で開催されるので、地域の方々や訪問者はぜひ足を運んでほしい。
結び
『ふくしまの扉プロジェクト』は、福島県の復興を支援し、今後の未来へつながる重要な取り組みです。人々が参加し、自分たちの意志をもって未来を信じ、福島を応援することで、温かい絆を築いていくことが期待されています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 ひまわりキャリアサービス
- 住所
- 福島県郡山市富久山町久保田字下河原96-3
- 電話番号
-
024-941-3023