資産防災、あなたは大丈夫?
2022-08-23 11:00:03
「資産の防災」意識調査:7割が重要書類管理に不安! 560兆円の“もやもや資産”を抱える日本の現状
7割が「資産の防災」できていない!? 560兆円の“もやもや資産”が明らかに
近年、自然災害の増加に伴い、個人が所有する資産を守る「資産の防災」の重要性が高まっています。しかし、最新の調査結果によると、防災対策ができていると回答した人の7割以上が、重要書類の管理に不安を抱えていることが判明しました。
“もやもや資産”とは?
「資産の防災」ができていない状態とは、具体的にどのような状況でしょうか?
調査では、災害時にアクセスに自信がない資産を「災害時の“もやもや資産”」と定義しています。これは、所有している資産の内容や、将来その資産を受け取るために必要な書類の保管場所などが明確に把握できていない状態を指します。
例えば、保険証券や不動産の登記簿などの重要書類が、どこに保管されているのか分からなかったり、必要な時にすぐに取り出せなかったりする状況が考えられます。
560兆円の“もやもや資産”を抱える日本の現状
この調査では、このような“もやもや資産”の国内推定総額が560兆円に達すると推計されています。これは、災害時にアクセスできない可能性がある資産が、非常に多いことを示しています。
東北エリアは重要書類管理への不安が最も高い
地域別に見ると、重要書類の管理に自信がないと回答した人の割合が最も高かったのは、東北エリアでした。東北エリアでは、他のエリアと比較して、重要書類を「たんすや引き出しなど、固定の場所に保管」する傾向が見られました。
火災や津波などの災害が発生した場合、これらの場所に保管された重要書類は、アクセスできなくなる可能性が高く、大きなリスクを抱えていると言えるでしょう。
“もやもや資産”を防ぐために、デジタル化が重要!
調査結果から、重要書類の管理方法を見直す必要性が浮き彫りになりました。
災害に備え、大切な資産を守るためには、重要書類のデジタル化が有効な手段です。マイページを活用して、保険証券や不動産の登記簿などの重要書類をデジタル化することで、災害時でも必要な情報にアクセスしやすくなります。
まとめ
今回の調査結果から、多くの人が「資産の防災」について、十分な意識を持っていないことが明らかになりました。
大切な資産を守るためにも、まずは、自分の所有する資産の内容や、重要書類の保管状況などを把握し、デジタル化などの対策を検討することが重要です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社かんぽ生命保険
- 住所
- 東京都千代田区大手町二丁目3番1号大手町プレイスウエストタワー
- 電話番号
-