シャンパーニュ・ラリエ新作
2025-06-17 15:55:11

シャンパーニュ・ラリエの新作「R.021」と「R.021 ロゼ」の魅力に迫る

シャンパーニュは、楽しむ瞬間を特別に彩る飲み物だが、その中でも特異な存在感を持つのが「シャンパーニュ・ラリエ」である。このブランドから待望の新作、「R.021」と「R.021 ロゼ」が2025年6月24日に発売される。

この新作は、シャンパーニュ・ラリエの最高醸造責任者であるドミニク・ドゥマルヴィルが全工程を監修した初の作品で、特に彼のスタイルが色濃く反映されている。ドミニクは、収穫からブレンド、瓶詰め、ドザージュに至るまで厳密に管理し、品質へのこだわりを一切妥協しない姿勢が印象的だ。

「R.021」には2021年の収穫ワインが70%使用されており、極めて純粋な個性を表現している。2021年は、比較的厳しい気候条件が続いた年であり、特に春の霜害、初夏の多雨、高温と、さまざまな要因が重なったため、収穫量は大きく落ち込んだ。しかし、8月中旬からは天候が回復し、高品質の葡萄を少量ではあるが確保することができたのだ。この年に収穫された葡萄から造られたワインは、繊細さと優雅さを兼ね備え、上品なフローラルおよび柑橘系の香りが際立っている。

「Réflexions(リフレクション)シリーズ」は、シャンパーニュ・ラリエのシグネチャーとなる作品群で、特定の収穫を振り返ることで、その年のテロワールの本質を捉えたものだ。2014年に初めて登場した「R.010」以来、毎年新作がリリースされており、「R.021」はその第11弾となる。特に、このシリーズはマルチヴィンテージであるが、決して妥協せず、品質が十分でない年にはリリースを見送るという厳格な基準が設けられている。このため、シャンパーニュの熟成にも時間をかけ、ノン・ヴィンテージ・シャンパーニュの最低熟成期間の15ヶ月に対して、ラリエでは36ヶ月以上の熟成を経ている。

「R.021」は750mlボトルで、アルコール度数は12.5%。希望小売価格は税込9,680円。色合いは淡いイエローにゴールドの輝きを漂わせており、香りはライムやマンダリンなどの柑橘系が主役で、エレガントなフローラルノートが伴っている。味わいには繊細な塩味が感じられ、ピノ・ノワールの力強さとムニエ由来の柔らかさが融合することで、余韻は長く深いものとなっている。

一方、「R.021 ロゼ」は、750mlで同じくアルコール度数は12.5%、希望小売価格は税込13,200円。色合いは明るいピンクで、香りはブラッドオレンジや金柑、赤い果実のニュアンスが特徴。こちらも熟成によるブリオッシュやヘーゼルナッツの香りが調和し、フレッシュさを存分に引き立てている。

シャンパーニュ・ラリエの根幹にあるのは、伝統と革新を両立させた卓越した技術と、土地の個性を大切にしたワイン醸造哲学だ。アイ村にて1906年に設立されたこの名門メゾンは、グラン・クリュに分類される数少ない村の一つであり、今もその伝統を守り続けている。ラリエのシャンパーニュは、特にその品質が注目されており、日本市場でも様々な製品が展開されている。

特に、シャンパーニュ・ラリエの公式ウェブサイトやInstagramでも最新情報がチェックできるため、シャンパーニュファンには見逃せない存在。新作「R.021」と「R.021 ロゼ」は、きっとこの夏のワインシーンを彩る一品になるだろう。


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会社情報

会社名
CAMPARI JAPAN株式会社
住所
東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館6階
電話番号
03-5856-5815

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