大阪モード学園オープンキャンパスで新たな広告手法、シュールOOHを導入

大阪モード学園での新たな広告体験

大阪モード学園は、2023年の夏に開催されたオープンキャンパスにおいて、革新的な広告手法であるシュールOOH（フェイクOOH）を導入しました。この広告は大阪メトロアドエラとの共同プロジェクトとして実施され、Osaka Metro梅田駅の空間を生かしながら、デジタル技術と現実の融合を図る試みです。

シュールOOHとは？

シュールOOHとは、CGI技術を使って実際には存在しないオブジェクトを広告空間に配置し、現実と仮想を組み合わせた新しい広告スタイルです。この手法は特に、視覚的なインパクトを持たせることができ、見る人々の視線を引きつけることが可能です。

梅田駅でのキャンペーン展開

キャンペーンは、梅田プレミアムPlus広告を基にし、大阪モード学園の学生たちがデザインしたファッション作品やAIが生成した3Dオブジェクトを用いて、現実と仮想の境界を曖昧にするような独創的な動画を制作しました。この動画は2023年7月24日からオンラインで公開され、多くの反響を呼びました。

実際の梅田駅には存在しないオブジェクトが画面上で動き回る様子は、近未来的でありながらも、学生たちのリアルな作品と相まって、広告に対する新しい興味を引き出しました。

SNSでの拡散と広告効果

公開からわずか3日間で、SNSプラットフォームでの再生回数は20,000回を超え、特に10代の若者たちの関心を集めました。これにより、大阪モード学園のオープンキャンパスに訪れる人々が増加し、広告効果が実証されました。シュールOOHは、他の広告手法よりも高い視認性とインパクトを持った新しい戦略として位置づけられています。