DingTalk Liteの魅力
2020-04-09 11:30:56
アリババが新たに発表したDingTalk Liteがビジネスを変える
アリババグループは、東京発でオンラインコミュニケーションに特化した新しいサービス「DingTalk Lite」をリリースしました。
このプラットフォームは、特にリモートワークや遠隔授業が増加する中でのオンラインコミュニケーションのニーズに応えようとしています。DingTalk Liteの特徴として、同時に300名以上が参加可能なビデオ会議機能や、最大1,000人が参加できる高精細ライブ配信機能があります。また、写真や映像の共有が簡単にできるほか、基本的な1対1のチャット機能も搭載されています。これにより、企業や教育機関が円滑にコミュニケーションを取れる環境が提供されます。
DingTalkのCTO、ヒューゴ・ジュによると、「新型コロナウイルス感染症の影響により、リモートワークやオンライン授業の需要が一層高まっている」と述べています。彼は、今回のDingTalk Liteが多くのユーザーにとって役立つツールになることを期待しています。
DingTalk Liteは、地域に関係なく最大302名が参加できるビデオ会議の開催が可能です。特徴的な「ビューティー・モード」や録画機能も搭載されており、視覚的なプレゼンテーションに最適です。さらに、グループチャット機能では最大1,000名が参加可能で、双方向翻訳機能を活用すれば、言語の壁を越えてコミュニケーションが行えます。
特にアジア地域では、行動制限や自己隔離が進められていることから、ビデオ会議やオンライン授業の需要が未曾有の高まりを見せています。このような状況において、DingTalk Liteはスムーズなオンラインコミュニケーションを実現する助けとなるでしょう。
アリババは、DingTalk Liteのリリースにあたり、日本のユーザー向けにリモートワーク関連のQA集やオンライン授業支援マニュアルを公開しました。これらのリソースは、リモート環境での業務や学習が効果的に行えるように設計されています。
DingTalkは、すでに中国本土で約1,000万社もの企業に利用されており、新型コロナウイルスの拡大期には1億2,000万人以上の学生がこのプラットフォームを使用してオンライン授業を受講していました。
また、DingTalkは「国際医療専門家コミュニケーション・プラットフォーム」を通じて、医療従事者が情報を共有し、円滑なコミュニケーションを図ることも目的としています。このように、DingTalkは、教育やビジネスだけでなく、医療分野においても重要な役割を果たしています。
最後に、DingTalkはユネスコからも推薦されており、遠隔授業の推進に寄与するツールとして国際的にも評価されています。アリババグループは、この新しいプラットフォームを通じて、今後もより多くのユーザーのニーズに応えていくことでしょう。
DingTalkは、モバイルオフィスおよびコミュニケーションの新たなスタンダードとなる存在へと成長していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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アリババクラウド・ジャパンサービス株式会社
- 住所
- 東京都中央区京橋2-2-1京橋エドグラン27F
- 電話番号
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