ダイナースクラブ、KOMEHYOと連携した新サービスを発表
三井住友トラストクラブ株式会社が、高級クレジットカードブランドであるダイナースクラブとリユース業界のリーディングカンパニーKOMEHYOとのコラボレーションにより、富裕層向けの新サービス「Diners Club Re-Cast Program」をスタートしました。このプログラムは、ダイナースクラブ会員が自宅にある価値のあるアイテムをKOMEHYOへスムーズにリユースできる仕組みを提供しています。
Re-Cast Programの意義
「Re-Cast」は、劇場の舞台における役者の再演を意識したネーミングであり、これまでの役割を経て新たな持ち主のもとで輝くことを目指すものです。プログラムを通して、アイテムの新しい生命を誕生させることが目指されています。これにより、持続可能な社会の実現にも寄与することが期待されています。
サービスの流れ
このプログラムの利用は非常に簡単で、ダイナースクラブ会員はまず専用デスクに電話で申し込むことから始まります。次に、KOMEHYOが会員に連絡し、実際のアイテムの査定を行います。専属の鑑定士が自宅に伺い、査定を行って買取額を提示します。取引が成立すれば、指定されたアカウントにお支払いが行われます。
主な買取対象商品には、ジュエリーやブランド財布、小物、高級時計、メンズ・レディースファッションなどがあり、これらのアイテムはすべて一度は舞台の上で輝いたものです。これに対して、骨董品や家電製品、ファストファッションの衣類など、取り扱いが難しいものも明確に示されています。
キャンペーンの実施
さらに、期間限定ポイント加算キャンペーンも展開しており、サービスご利用者にはダイナースクラブのリワードポイントが付与されます。2026年4月30日までに申し込み、5月31日までに取引を完了させた方には、買取額に応じたポイントがプレゼントされます。例えば、20万円以上50万円未満の取引では6,000ポイントが進呈され、大きなインセンティブとなります。
KOMEHYOの信頼性
KOMEHYOは、リユース業界で78年の歴史を持ち、国内外に200店舗以上を展開しています。そのため、上場企業としての信頼性や確かな目利きによるサービス提供が可能です。顧客が安心して利用できる環境が整っているのも、プログラムの魅力の一部です。
環境への配慮
この取り組みは、SDGsの目標である「12.つくる責任、つかう責任」を達成するための実践的なアプローチでもあります。資源の有効活用を促進し、捨てられる運命にあるアイテムに新たな活躍の場を提供しようとしています。これにより、消費者に対しても持続可能なライフスタイルへの意識を促すことが期待されています。
ダイナースクラブカードの魅力
ダイナースクラブカード自体も特別な体験を提供するために存在しており、「ここでしか見つけられないものがある」というスローガンのもと、日常生活の質を向上させることに注力しています。クレジットカードの枠を超え、様々なサービスや特典が用意されています。
この新たなプログラム「Diners Club Re-Cast Program」は、ただアイテムを循環するだけでなく、持続可能な未来に向けた責任ある消費行動を促進する重要な一歩となることでしょう。今後の展開がますます楽しみです。