高付加価値型ホテル
2025-02-04 18:18:37

2026年春、岩手に誕生する高付加価値型ホテル「AZUMA FARM KOIWAI」の全貌

2026年春、岩手の新たな魅力を発信するホテルが開業



JR東日本グループは、宿泊施設を中心に新しい価値を創出するプロジェクトの一環として、2026年春に高付加価値型ホテル「AZUMA FARM KOIWAI」を岩手県小岩井農場にオープンします。この新しいホテルブランドは、世界的なホテリエであるAdrian Zecha氏との協力によって実現され、彼の名を冠した「AZUMA FARM」が2025年1月に始動予定です。

新たな価値創造事業


JR東日本グループは、「Beyond the Border」という中長期ビジネス成長戦略の下、宿泊事業を基盤とした新たな観光の提案を展開しています。これまでにも、クルーズトレインの運行を通じて地域の魅力を集めてきましたが、今後は宿泊施設による更なる価値創造に注力します。小岩井農場での「AZUMA FARM KOIWAI」を一つのモデルケースとして、全国展開も見込まれています。

「AZUMA FARM」のコンセプト


「AZUMA FARM」の設立は、日本の自然や文化、産業に根ざした新しいライフスタイルを提案することを目的としています。具体的には、地域の豊かさを表現した「ファームライフ」を提供し、観光客に向けた一人ひとりの移動目的を大切にしているところが特徴です。自然・文化・産業が融合するこの体験は、多様なニーズを持つ旅行者の新たな価値観を反映したものとなります。

小岩井農場の魅力


小岩井農場は、名誉ある歴史を持つ場所であり、長い間多くの人によって守られてきた美しい自然が宿っています。この地は、日本の鉄道の父と称される井上勝が成し遂げた農牧場の中心であり、約130年の間、酪農や林業が行われてきました。その結果、岩手山の壮大な風景と相まって、訪れる人々に驚きと感動を与え続けています。

「AZUMA FARM KOIWAI」の概要


「AZUMA FARM KOIWAI」の宿泊施設は「A Down To Earth Farm Stay」というコンセプトの下に設計され、まさに大地を感じる空間を提供します。客室は24室展開され、さらに地域の豊かさを感じさせるレストランやラウンジ、薪ストーブを備えたプライベートサウナも導入されます。設計の際には、農場で産出された木材を活用したエコな建築にも配慮。宿泊料金は1室あたり約20万~30万円を想定しており、そのすべてに食事やサービスが含まれます。

新しい体験の提供


また、「AZUMA FARM KOIWAI」では、自然体験や新鮮な乳製品の試食に加え、周辺地域との連携がもたらす多彩なアクティビティも提供予定です。特に注目されるのは、「空飛ぶクルマ」を活用した送迎サービス。このサービスは、近年急速に発展を遂げている次世代のモビリティとして、観光客に新しい体験を提供することを目指しています。

地域への貢献


JR東日本はこの新たな事業を通じ、地域との関係を強化し、訪れる人々に持続可能な観光体験を提供することを目指しています。宿泊を通じて地域の歴史や文化、産業を体験し、新しい価値を見出す旅を提供することで、地域振興にも貢献します。

このように、岩手県小岩井農場に誕生する「AZUMA FARM KOIWAI」は、ただの宿泊施設にとどまらず、地域と一体となった新しい観光の形を生み出す拠点となるでしょう。2026年の開業が待ち遠しい限りです。


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会社情報

会社名
東日本旅客鉄道株式会社
住所
東京都渋谷区代々木2-2-2JR東日本本社ビル
電話番号

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