JR東日本グループは、「Beyond the Border」という中長期ビジネス成長戦略の下、宿泊事業を基盤とした新たな観光の提案を展開しています。これまでにも、クルーズトレインの運行を通じて地域の魅力を集めてきましたが、今後は宿泊施設による更なる価値創造に注力します。小岩井農場での「AZUMA FARM KOIWAI」を一つのモデルケースとして、全国展開も見込まれています。
「AZUMA FARM KOIWAI」の宿泊施設は「A Down To Earth Farm Stay」というコンセプトの下に設計され、まさに大地を感じる空間を提供します。客室は24室展開され、さらに地域の豊かさを感じさせるレストランやラウンジ、薪ストーブを備えたプライベートサウナも導入されます。設計の際には、農場で産出された木材を活用したエコな建築にも配慮。宿泊料金は1室あたり約20万~30万円を想定しており、そのすべてに食事やサービスが含まれます。