ブレインパッドの新展開
2025-10-17 10:17:15

ブレインパッドがNSV Wolf Capital Vに参加しAI産業変革を加速

ブレインパッド、AI業界の革新をリード



株式会社ブレインパッドが、米国カリフォルニア州のベンチャーキャピタルであるNSV Wolf Management, LLCが組成した第5号ファンド「NSV Wolf Capital V, L.P.」に出資することが決まりました。このファンドは、先進的なスタートアップ企業に直接資金を投じるハイブリッド型のVCファンドであり、シリコンバレーのイノベーションを日本に持ち込むことを目的としています。

この出資により、ブレインパッドは金融、産業、医療、宇宙など多様な分野におけるAIの実践的な知見を獲得。データやAIの活用支援を強化する意向を示しています。

出資の背景と目的


近年、AIの実用化が進み、産業は大きな変革期に差し掛かっています。特に、NSVはAIによる「認知革命」がわずか10年で進展すると予測しています。このような背景から、ブレインパッドはデータ活用を大きく促進し、持続可能な社会を創出することを目指しています。

また、自律的な判断を行う「AIエージェント」に特化した子会社「株式会社BrainPad AAA」を設立し、積極的な投資を行う姿勢を強調しています。NSVが新たに組成した「NSV Wolf Capital V, L.P.」への投資は、最先端のAI分野における知見を日本に持ち込むための重要なステップと位置付けられています。

ブレインパッドの展望


ブレインパッドのCEOである関口朋宏氏は、今回の出資について非常に意義深いと語ります。特に、日本経済と社会の課題解決に向けた取り組みが重要であり、データとAIの活用が企業成長の鍵であるとの認識を示しています。「アメリカに比べて日本のデータ活用が3から5年遅れていると感じている」との危機感も抱いており、シリコンバレーの情報と知見を柔軟に取り入れなければならないと強調しています。

このファンドへの参加を通じて、ブレインパッドは最先端の情報を得て、AI技術の進化に貢献し、日本国内でのデータとAIの活用を加速するとしています。

参考情報


ブレインパッドは2004年に設立されたデータとAI活用のリーディングカンパニーです。最近では、企業のデータ活用を支援するため、分析、コンサルティング、SI、人材育成、SaaSといった多岐にわたるサービスを提供しています。その成果は1,400社以上の多様な業種に及び、企業価値向上に寄与しています。

本社は東京都港区に位置し、東京証券取引所のプライム市場に上場。今後もブレインパッドは、データ活用による新たなビジネス創出を目指し、国内外での活動を推進していくでしょう。

会社情報

会社名
株式会社ブレインパッド
住所
電話番号

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