Feelnoteが特許を取得
学修ポートフォリオサービス「Feelnote」が特許を取得したことが発表され、教育業界に大きな波紋を呼んでいます。このサービスは、大学入試に必要な活動報告書(ポートフォリオ)を効率的に作成するためのシステムで、特許番号6028123号がその技術の裏付けとなっています。
特許の背景と必要性
AO入試や海外の大学入試では、受験者が数年間の活動を振り返り、ポートフォリオを作成することが求められています。例えれば、学生時代のクラブ活動やボランティア、資格取得などの様々な記録がそれにあたります。しかし、多くの学生が過去の記録を持っていなかったり、曖昧な記憶では困難に直面します。この課題を解決すべく、Feelnoteは新たに開発されました。
なりすまし防止機能
特に注目したい点は、第三者による成りすまし作成を防ぐ機能です。このセキュリティ対策により、全ての活動記録は信頼性の高いものであることが保障され、受験者の真の実力を評価することにつながります。利用者は簡単な操作を行うことで、自身の活動を蓄積し、それをまとめてポートフォリオとして提出できます。
Feelnoteの実績
Feelnoteは、すでに文部科学省やJASSOが推進する「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」、さらには中高一貫校などで広く活用されています。特に、アメリカの有名大学が採用する多面的・総合的評価型入試システム「Universal College Application」からも公式にポートフォリオとして認められており、このサービスの信頼性と有効性が立証されています。2020年の国内入試改革にも対応できるよう、準備が進められています。
企業情報
Feelnoteを提供するのは株式会社サマデイです。企業は1979年に設立され、教育コンサルティングや人的資源開発を手掛けるプロフェッショナルな団体です。所在地は東京都千代田区六番町12-6で、代表者は相川秀希氏が務めています。詳細な情報は公式ウエブサイト
サマデイを参照してください。
まとめ
Feelnoteは、教育現場において重要な役割を果たす新たなツールとして、高い期待が寄せられています。特許取得によって、その技術の信頼性が確認されたことは、今後の教育改革に大きな影響を与えることでしょう。学生たちは、この革新的なサービスを活用することで、自身の学びをしっかりと記録し、未来へとつなげることが期待されます。