後払い決済サービス「届いてから払い」に新たな機能が加わる
株式会社キャッチボールは、東京都品川区を拠点とする後払い決済サービスの提供企業です。このたび、同社の主力サービスである「届いてから払い」に、クレジットカードの継続決済機能が新たに追加されました。この機能の導入により、消費者は一度カード情報を入力すれば以降の支払いがスムーズになるため、買い物の際の手間が大幅に軽減されます。
後払い決済市場の拡大
後払い決済は、最近のEC市場でますます重要度を増している決済方法です。特に「届いてから払い」では、利用者が実際に商品を受け取った後に支払い方法を選べるため、初めての購買に対する心理的ハードルを下げる役割を果たしています。このサービスは、実店舗の購入体験に近い形で商品確認後に決済を行えるため、多くのEC事業者が導入している理由がここにあります。
新機能のメリット
新たに追加された「クレジットカード継続決済」機能では、初回購入時に一度カード情報を登録することで、その後の決済時には再度情報を入力する必要がない仕組みが採用されています。これにより、消費者は簡単かつ迅速に決済ができ、心の負担も減少します。
さらに、この機能はEC事業者にとっても大きなメリットがあります。定期購入モデルの構築が容易になり、2回目の購入を促進するF2転換率の向上が期待できます。この流れは、EC事業者のライフタイムバリュー(LTV)の向上につながると考えられています。
マルチ決済サービスとしての利便性
「届いてから払い」では、クレジットカードやスマホ決済のほか、コンビニ現金払い、銀行振込、郵便振替といった多岐にわたる決済方法が選べます。これにより、利用者は自分のライフスタイルに合った支払い方法を選ぶことができ、さらなる利便性が提供されています。
キャッチボールが請求業務を代行し、代金回収のリスクを解消するため、事業者にとっても安心して利用できるサービスとなっています。さらに、「販促オプション」を利用すれば、決済完了画面にバナー広告を表示することができ、未払いの減少やLTVの向上にも寄与します。
これからのキャッチボール
株式会社キャッチボールは、2007年の設立以来、後払い決済サービスの提供に専念してきました。「安全で便利な決済」をテーマに、利用者と事業者双方のニーズに応えるための取り組みを続けています。また、東証プライム市場に上場する株式会社スクロールのグループ企業として、信頼性の高いサービスを提供しています。
消費者がより快適に買い物を楽しめる環境を整えることは、EC市場全体の活性化にもつながることでしょう。キャッチボールは今後も、革新を追求し続けていくことでしょう。