6月26日から27日までの2日間、EC業界の未来を語るオンラインセミナー「Commerce NEXT」が開催されます。主催は日本ネット経済新聞社で、このイベントは業界専門紙が初めて開催する大規模セミナーです。このセミナーでは、楽天グループの常務執行役員である小林悠輔氏が「コマース領域におけるAI活用の最前線と未来」というテーマで基調講演を行います。彼は、楽天の取り組みとして、AIを活用した顧客体験の進化や業務の効率化、さらには新たなビジネス創出について紹介します。具体的には、インターネットショッピングモール「楽天市場」におけるAI活用事例が取り上げられ、店を運営する出店者へのメリットも解説される予定です。また、AI技術の進化がもたらす新しい顧客体験や、サービス間でのシナジー創出といった持続可能なコマースへのアプローチについても語られます。
続いて、アンドエスティの取締役CTOである櫻井裕也氏が登壇し、同社の共創戦略について話します。アンドエスティは、昨年分社化したアダストリアのオンラインモール事業部門で、ファッションから生まれる“ワクワク感”を広げるために、様々なステークホルダーとの連携を重視しています。彼の講演では、スタッフの活躍や他社との共創を通じて強化される成長基盤について説明されるでしょう。このように、業界内の相互作用が今後どのように進化していくか、聴講者は貴重な示唆を得ることができるでしょう。
また、セミナーの中では、様々な専門家によるセッションも用意されています。特に注目すべきは、ecbeingの執行役員である斉藤淳氏が、「AIが導くECビジネスの新時代」というテーマで講演を行うことです。彼は最新トレンドと成功事例に基づく戦略について語り、ECビジネスの未来を切り開くヒントを提供します。
次に、DEGICAの加藤洋平氏と生活の木の中村佳央氏によるセッションもあります。こちらでは、「不安定な時代でもEC売上を伸ばす方法」として、実際に売上が120%増加した具体的事例が紹介される予定です。
さらに、W2の執行役員である鴨下文哉氏は、年商10億円を超えた企業の共通点や、それらの実データについての講演を行います。これにより、成功のための指標を深く理解する機会が提供されることでしょう。
このほか、マーケットプレイスに関する魅力や将来性についても、Miraklの佐藤恭平氏が講演を行います。最新の業界トレンドを把握できる貴重なセッションが揃っています。
そして、セミナーは基調講演だけでなく、多様なテーマが扱われる専門家によるセッションもあり、参加者は様々な観点からEC業界の「次の一手」を学ぶことができます。合計で多くのセッションが予定されており、ECの全体像を包括的に捉える機会となるでしょう。
この「Commerce NEXT」に参加することは、EC業界の動向を知り、最新のビジネス戦略を学ぶための絶好の機会です。事前登録制で参加費は無料、オンラインで参加できるため、多忙なビジネスパーソンでも気軽に参加できるのが魅力です。ECビジネスの未来に関する様々な情報を得るために、ぜひこの機会をお見逃しなく!
イベント詳細や申し込みは、株式会社日本ネット経済新聞社の公式サイトで確認できます。興味がある方は、ぜひ自らの目でEC業界の未来に触れてみてください。