東京都庁の夜を彩る新プロジェクション「時を駆ける飛脚」の魅力

東京都庁の光のショー「時を駆ける飛脚」

東京都では、夜の観光を活性化するために、代表的なランドマークである東京都庁第一本庁舎を舞台にしたプロジェクションマッピング「TOKYO Night & Light」を通年で上映しています。このたび新たに始まった作品「時を駆ける飛脚」では、東京の歴史や未来への希望が、映像と音楽によって表現されています。観覧者は、江戸時代から現代、そして未来へと駆け抜ける飛脚と共に、この魅力的な旅に誘われることでしょう。

作品の概要

「時を駆ける飛脚」は、江戸の街並みや東京タワーなどの名所が次々と映し出され、まるでタイムトラベルをしているかのような感覚を楽しめる作品です。映像は浮世絵的な美しさと現代的なダイナミズムが融合しており、視覚的に楽しませてくれます。そして旅の終着点である高層ビル群に辿り着いた後は、未来への希望が感じられる構成となっています。

制作者の紹介

このプロジェクションマッピングの制作は、日本のクリエイティブカンパニー「YOYOmiracle」によって手がけられています。彼らは2003年に設立され、ライブ映像やモーショングラフィックス、アニメーションなど、さまざまなジャンルで活動しています。

音楽は「ttymd.com」が担当しており、多ジャンルを融合したユニークな楽曲が特徴です。彼は「1minute Projection Mapping Competition 2024」のグランプリ作品を制作した実績も持ち、企業広告や特別イベントの楽曲制作を手がけるなど、その活躍の幅は広がっています。

上映スケジュール

作品は2024年4月5日（土）から上映が開始されます。上映時間は土日・祝日で19時30分と21時00分の2回。さらに、別のコンテンツも上映されており、詳細は特設サイトで確認可能です。

設置場所と開催情報

「TOKYO Night & Light」は、東京都庁第一本庁舎の東側壁面に投影され、都民広場から観覧することができます。毎日上映されており、特に3月は18時30分から21時30分まで複数回の上映が行われます。

このプロジェクションマッピングは、環境にも配慮した取り組みを進めており、グリーン電力を使用しています。また、ギネス世界記録™にも認定され、「最大の建築物へのプロジェクションマッピングの展示（常設）」として、観覧者に新しい体験を提供しています。