不登校とPTAの実態
2025-01-09 14:17:29

不登校時のPTA参加は6割、役立たずの声も - 親の本音に迫る調査結果

不登校中も6割がPTAに参加!その実態とは?



近年、子育て世代の就労状況や家族の構成が多様化する中で、PTAのあり方について様々な議論が繰り広げられています。不登校を経験する保護者にとって、PTAは子どもが通う学校とどのような関係を築く場となっているのでしょうか。2024年12月に実施された「不登校とPTA」に関するアンケート調査から、保護者の実態と本音が浮かび上がってきました。

1. アンケートの概要



この調査は、オンラインメディア「不登校オンライン」によって行われ、現在不登校もしくは過去に不登校だったお子さんを持つ保護者102名が対象です。調査期間は2024年12月12日から18日までの一週間で、主にPTAとの関わり方や役割について尋ねられました。

2. PTA活動への参加状況



結果を分析すると、子どもが不登校になる前には、回答者の80%以上がPTA活動に従事していましたが、不登校中でも60%以上がPTAに関与していることがわかりました。興味深いのは、不登校になってからも参加し続ける親が少なくない一方で、参加をやめる親も存在するということです。特に「学校とのつながりを期待している」との声が多く、PTAを通じて教師とのコミュニケーションを図ろうとする姿勢が見受けられました。

3. 参加・不参加理由の差



PTAに積極的に参加している保護者の理由は「学校とのつながり重視」が最も多く、親同士のネットワークや教育に関する情報を求める声も上がっています。一方で、「そもそもPTA活動に消極的」とする意見や「不登校の子どもに関連して、参加する意義を感じない」との回答も多く見られました。特に、参加しない理由の中に「子どものケアに時間を使いたい」という声が目立ち、親が子どもとの関係を優先する姿勢が表れています。

4. PTAが役立つかどうか



驚くべきことに、PTAが自身や子どもにとって役立ったと回答した保護者は半数未満でした。「役に立っていない」との声が多く、むしろ「不登校の状況が悪化した」との悲観的な意見も寄せられています。それでも、一部の保護者はPTAを通じたイベントや情報提供がポジティブな影響をもたらしたと感じているようです。

5. 調査結果に対する反響



この調査結果は、不登校を抱える家庭におけるPTAの実態を如実に示しました。不登校の子どもを持つ親がどのようにPTA活動に関与し、何を求めているかを掘り下げることで、今後のPTAのあり方や支援策を見直すきっかけになるでしょう。調査に参加した親たちの声も次回のリリースでお届けする予定ですので、今後も注目が集まります。

6. 今後の展望



株式会社キズキは、不登校という問題に対処すべく、様々な取り組みをしています。特にオンラインコミュニティ「親コミュ」や不登校保護者向けの情報提供を行い、多様な支援を行っていく計画です。学校やPTAとの関係構築にも視点を置き、全てのファミリーが安心して子育てできる社会の実現を目指します。

不登校は特別な状況ではなく、適切な理解と支援があれば、子どもたちの未来は明るく開かれるはずです。これからも相互に支え合う環境づくりに努め、多くの親たちの意見を反映していきます。


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会社情報

会社名
株式会社キズキ
住所
東京都渋谷区代々木1-46-1キハラビル4F
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