若者の推し活事情
2024-12-24 15:54:14

新世代の“推し活”事情:若者の愛するキャラクターとその影響に迫る

最近の調査では、若者たちの間での“推し”の存在が引き続きトレンドになっていることが明らかになりました。学研教育総合研究所による2024年の調査によると、実に小学生の53.4%、中学生の61.8%、高校生の70.7%が「推し」を持っていると回答しました。特に女子生徒は男子生徒に比べて約15ポイントも高い割合で「推し」を持つとされています。

この“推し”たちのジャンルは年代によって異なります。小学生男子では「YouTuber」が最も人気で、小学生女子は「アニメ・まんがキャラクター」を推しています。また、中学生女子と高校生女子には「アイドル」が響く傾向にあります。一方、中学生男子は「アニメ・まんがキャラクター」が1位となっており、世代を超えたアニメコンテンツの影響力が伺えます。

調査は2024年11月6日から11月14日の間に行われ、全国の保護者や学生からの有効サンプルを集計しました。小学生調査では1,200名、中学生・高校生調査ではそれぞれ600名のデータが収集されています。嬉しいことに、小学生のお年玉の平均は20,255円、中学生は27,499円、高校生は27,963円と、意外と高額です。

また、現代の若者が思い描く将来の理想像も興味深いです。小学生は「人にやさしく接している人」、中学生は「自分らしく自由に生きている人」、高校生は「趣味を楽しんでいる人」を理想として挙げています。特に高校生には、趣味を大切にする姿勢が強く出ており、これはSNSなどでの自己表現が広がっている影響かもしれません。

悩み事についても調査されており、小学生の2人に1人が「学習に関すること」や「友達関係」で悩んでいることがわかります。これに対し、中学生と高校生は将来の進路や学業について悩むことが多いようです。

結局のところ、デジタル社会の進展により、多くの若者が“推し”を通じて自己表現や社会とのつながりを見出そうとしていると言えるでしょう。学研の調査は、若者たちの心理と社会での位置づけを明確にし、その理解を深める重要な一歩となります。


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