ugoがNVIDIA AI Summit Japanに出展!エッジAIで進化した未来型案内ロボの実力
業務DXロボットの開発を手掛けるugo株式会社は、2024年11月12日(火)・13日(水)に開催された「NVIDIA AI Summit Japan」に、「ugo +edge AI」を出展しました。
「ugo +edge AI」は、ugoの主力製品である業務DXロボット「ugo Pro」に、エッジAIおよびロボティクス向けのパワフルなシステムオンモジュール「NVIDIA Jetson AGX Orin」を搭載したAI対応のための性能拡張オプションです。
ugo Pro:人と共存する未来型案内ロボット
「ugo Pro」は、2本のアームと表情豊かな顔ディスプレイを備え、広視野角カメラを搭載した電動昇降ボディで現場の環境に合わせて高さを変えて運用できます。特に、エレベーター操作によるフロア移動が求められる屋内施設での使用に適しており、オフィスビルや商業施設の警備業務や案内業務で多く用いられています。
エッジAIで進化したugoのデモンストレーション
今回の展示では、ugo Proに搭載されたNVIDIA Jetson AGX Orinモジュールとasillaの「AI Security asilla」ソフトウェアが連携し、エッジでのAI処理による革新的な機能が披露されました。
迷惑行為検知デモ
ugo Proは、カメラ映像から人の骨格を分析し、行動を推定・検知することで、危険な行動をリアルタイムで認識します。迷惑行為が検知された場合、ugo Proは注意喚起や関係者への連絡などの適切な対応を自動的に行うことができます。
自動案内サービスデモ
LLM(大規模言語モデル)を用いた自動案内サービスでは、ugo Proが生成AIを通じて自然な会話で案内を提供します。現場の状況やユーザーからの質問に応じて、登録されたナレッジデータを基に適切な回答を生成し、音声で回答します。さらに、マルチモーダルな対話機能も実装されており、ugo Proが視覚情報も活用してより自然な案内を実現します。
NVIDIA Inceptionプログラムへの参加
ugo株式会社は、最先端のスタートアップ企業を育成するためのグローバルプログラムであるNVIDIA Inceptionのメンバーです。このプログラムを通じて、NVIDIAとの技術連携を強化し、ugo Proのさらなる進化を目指しています。
まとめ
ugoは、NVIDIA AI Summit Japanでの展示を通じて、エッジAIを活用した革新的な機能と、人と共存する未来型案内ロボットとしての可能性をアピールしました。ugoは今後も、AI技術の進化と社会ニーズに対応しながら、より高度なサービスを提供していくことが期待されます。