五十嵐威暢アーカイブ研究報告展のご案内
2024年度の特別企画として、金沢工業大学で「五十嵐威暢アーカイブ研究報告展 FIND ON SITE」を開催します。この展覧会は、2025年の2月1日から3月16日までの間、毎日10時から17時まで開かれ、入場は無料です。会場は金沢工業大学内に位置する五十嵐威暢アーカイブです。
この研究報告展では、現代アートの巨匠である五十嵐威暢が手掛けた重要なプロジェクト、特に「多摩美術大学のマーク」(1995年)と「渋谷PARCO PART3」(1981-1982年)に焦点を当てます。展示では、彼の作品やその制作過程に関する一次資料や、豊かなビジュアルデザインを通じて、観覧者は五十嵐威暢の創造性の秘密に深く迫ることができます。
このアーカイブでは、写真や図面、メモやスケッチなどの貴重な資料が数多く展示され、五十嵐の魅力的なプロセスを感じることができる貴重な機会となります。訪れる方々には、彼の作品の背後にある背景を知り、新たな発見や感動を味わっていただきたいと思います。
学芸スタッフによるアーカイブツアー
展示会期間中、事前予約制のアーカイブツアーも行われます。このツアーでは、学芸スタッフがアーカイブの貴重なコレクションを紹介し、参加者がより深く五十嵐威暢の世界を体験できるようサポートします。詳細については、金沢工業大学の五十嵐威暢アーカイブの公式ウェブサイトをご覧ください:
五十嵐威暢アーカイブ公式サイト
アーカイブの役割
金沢工業大学の五十嵐威暢アーカイブは、急速に変化する社会において、デザインとアートを融合させた感性教育の重要性を認識し、その実践に力を入れています。アーカイブには、五十嵐氏から寄贈された5000点を超える作品や資料が収蔵されており、学生たちが独自の視点で世界を理解し、表現する能力を高めるための空間となっています。
この特別な展示会を通じて、多くの方に五十嵐威暢の世界観を体験していただき、アートの持つ力を再認識していただければ幸いです。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。