IoTによるヘルスケア
2016-03-29 10:30:01
IoT時代の自己情報管理が日本のヘルスケアを変える!
緊急提言!日本を救う!
最近、少子高齢化の問題により、日本の医療介護制度が危機的状況にあるとの懸念が高まっています。そんな中、医療情報戦略フォーラムが東京で開催され、医療介護における個人情報の管理方法について具体的な提言が行われることとなりました。
医療介護の崩壊を防ぐために
2025年には団塊の世代全員が後期高齢者となり、38万人の介護職員が不足すると試算されています。この状況下で、国民医療費は40兆円を超え、政府は在宅医療の推進を決定。多職種連携が新たなカギとなるのは間違いありません。これに対応するため、自治体では地域包括ケアシステムの構築が急務とされています。
ICTを活用した情報共有
医療介護の現場では、効果的な多職種連携を実現するためにICTの活用が不可欠です。平成27年には遠隔治療が実質的に解禁され、医療情報のICT化が進行しています。しかし、依然として電話やFAXが重要な役割を果たしており、情報の硬直化が問題視されています。これに対処するために、電子カルテや画像保存通信システムの導入が進められていますが、導入率は3割弱に留まっています。
二つのイノベーションの必要性
医療介護クライシスを回避するためのイノベーションには、次の二つが必要です。一つ目は「電話/Faxからネット/クラウドへ」という効率の追求。効率的なICTシステムの導入が求められています。二つ目は「パーソナルデータの本人管理」です。IoT時代には、個人が自身のデータを管理し、それをもとに情報を安全に共有する仕組みが不可欠です。
パーソナルデータを個人が管理する意義
最近開発された『PLR(Personal Life Repository)』は、個人が自身のデータをクラウド上で管理し、利用できるプラットフォームです。これによってパーソナルデータの安全な共有や二次利用が可能になります。また、『みんなのカルテ』と連携することで、医療サービスの質を向上させるためのソリューションが提供されます。
フォーラムの意義
本フォーラムでは、上記のような理念に基づく具体的な医療介護情報管理の方法が議論されます。少子高齢化の進展する日本において、効果的な多職種連携が急務であることを再確認する良い機会です。
参加情報
フォーラムは無料参加が可能で、事前申し込みが必要です。興味のある方は公式サイトから申し込むことができます。医療介護の未来を共に考える機会にぜひご参加ください。
会社情報
- 会社名
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LITERRAS MEDICA株式会社
- 住所
- 東京都千代田区平河町2-13-1 相原ビル6F
- 電話番号
-
03-5215-9700