教育とSDGsを学ぶ新スポット、くまもとSDGsミライパーク
熊本県・阿蘇くまもと空港に隣接する『くまもとSDGsミライパーク』が、2025年4月7日(月)のグランドオープンを控えて、3月30日(日)から「ケロロ軍曹 ケロロ小隊地下秘密基地」を先行公開します。この新しい教育テーマパークは、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした学びの場として、全国的にも注目されています。
ミニチュアの世界で楽しく学ぶ
「ケロロ軍曹 ケロロ小隊地下秘密基地」は、ワークショップエリア内に常設される施設で、訪れた子どもたちは人気漫画『ケロロ軍曹』の世界に足を踏み入れます。ミニチュアで再現された9つの部屋からは、宇宙からやってきたケロロ軍曹が地球侵略の計画を実行する様子を俯瞰で見ることができるのです。このユニークな体験を通じて、子どもたちは宇宙規模でのSDGsについて学ぶチャンスを得ることができます。特に、エデュテインメントの要素を取り入れ、楽しみながら学ぶ工夫が随所に施されています。
熊本県初の特別な取り組み
このプロジェクトは、熊本県の株式会社肥後銀行が中心となって進めており、金融機関自らがSDGsに特化した教育施設を設けるのは全国初の試みにあたります。ミライパークの設立目的は、修学旅行や社会科見学で訪れる生徒たちに、実践的な学びを提供することです。未来を担う次世代にSDGsの重要性を伝えるため、地域の特色を生かしたプログラムにも力を入れています。
注目の展示エリア
展示タワーには、ケロロ軍曹の様々なエピソードを基にした部屋が用意されています。例えば、作戦会議室では、皆のアイデアを出し合い新たな侵略作戦を考えます。このように子どもたちは、楽しみながらも、SDGsとその実現に向けた具体的な行動について学びを深めることができるのです。そして、入場料は500円、ワークショップは別途1,500円から申し込むことができます。なお、SDGsショップは入場無料で楽しめます。
地域の未来をつくる
『くまもとSDGsミライパーク』は地域の未来を担う若者たちに、SDGsを身近に感じてもらうための重要な役割を果たします。また、熊本県特有の防災や地下水保全に関するプログラムも重視し、地域に根ざした課題解決に寄与することを目指しています。これにより、地元の企業や自治体とも連携し、社会全体の発展へとつながる活動を展開します。
開館情報
・運営名:くまもとSDGsミライパーク
・所在地:熊本県上益城郡益城町大字小谷 1802-2
・営業時間:平日・土日祝祭日 9時~19時(年中無休)
・入場料:500円(小学生以上)
・ホームページ:
くまもとSDGsミライパーク
親子で学び、心を育む場として、この新たなテーマパークが提供する学びの体験は、子どもたちの未来にとって貴重なものになるでしょう。皆さまの訪問を心よりお待ちしております。