クラウドサイン、NTTデータ イントラマートとのパートナーシップを発表
弁護士ドットコム株式会社が提供する契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン」が、株式会社NTTデータ イントラマートとのカスタマーエクスペリエンスパートナー契約を締結したことが明らかになりました。この提携により、デジタル契約の普及が期待されています。
クラウドサインの役割と独自性
クラウドサインは、従来の紙と印鑑に依存した業務プロセスからの脱却を支援する契約マネジメントプラットフォームです。ユーザーが円滑にシステムを運用し、定着させるためにカスタマーサクセスを強化してきました。このカスタマーエクスペリエンスパートナー契約を通じて、クラウドサインは独自のノウハウをパートナーに提供し、効率的なサポートを実現します。
NTTデータ イントラマートの提携内容
NTTデータ イントラマートは、企業のBSM(Business Spend Management)を支援する「intra-mart Procurement Cloud」を提供しています。このクラウドサービスでは、契約書の作成から電子捺印、保管、検索まで、一連の業務がクラウド上で完結可能です。
今回の提携により、イントラマートはクラウドサインとの連携を強化し、両製品を一括で提案・販売することができるようになります。この新たな連携により、企業は調達や購買業務を一元管理し、新たな業務効率化が実現します。
デジタルトランスフォーメーションの加速
クラウドサインおよびイントラマートの製品を導入することで、企業は取引先との契約から見積、受発注、請求、支払いまで、すべての業務をクラウド上で完結させることが可能となります。これにより、今まで煩雑だった業務プロセスが大幅に改善され、デジタルトランスフォーメーションが一段と加速することが期待されます。
共同イベントの実施とプロモーション展開
今後、クラウドサインとNTTデータ イントラマートは共同でイベントを実施するなど、プロモーション活動を強化していく予定です。これにより、より多くの企業がデジタル契約システムを導入し、業務の効率化を図ることができるようになります。
AI技術の活用
クラウドサインでは、電子契約をさらに進化させるためにAI技術を導入しています。AI契約書管理機能やAIレビュー支援サービスなどを通じて、契約業務全般の時間短縮を実現しています。特に2023年には、日本初となる「マイナンバーカード署名」機能の提供を開始し、信頼性の高い契約締結を可能にしました。
このような取り組みにより、クラウドサインは電子契約市場において多くの企業や自治体から支持を受けており、頻繁に更新される業務ニーズに即したサービスを提供し続けています。
まとめ
弁護士ドットコムの「クラウドサイン」とNTTデータ イントラマートの連携は、企業のDX推進に大きく寄与することが期待されています。今後の展開に注目が集まります。経済やビジネスの現場におけるデジタル化の流れは止まることなく進行中です。