「モックアップ!気仙」
2021-12-15 16:25:24

地域の木材を活かす新しい農ライフを提案する「モックアップ!気仙」

地域の木材を活用した新しいプロダクトプランニング「モックアップ!気仙」



2021年12月21日に初回を迎える「モックアップ!気仙」は、地域の木材資源を用いた新しい農業・ものづくりを模索するプログラムです。このプログラムは、個人や企業が参加し、木材用の製品アイデアを考えるワークショップを通じて地域経済やSDGsの観点から新たな製品開発を行うことを目的としています。

大船渡市の木材の魅力



大船渡市は、面積の80%が森林で形成される自然豊かな地域であり、質の高い木材の供給地として知られています。これまでの木材供給は主に住宅建材や合板といった形でしたが、近年ではイチゴ生産用の農業施設や視線誘導標準としてのデリネーターなど、新しい用途が模索されています。この木材の新しい活用の取り組みは、アフターコロナを踏まえ、カーボンニュートラル社会を目指す流れにも乗っています。

プログラム内容



「モックアップ!気仙」では3回のセミナーが開催されます。

1. 2021年12月21日: 「木材利用の優位性とこれからの木材活用」
- 講師: 内田信平准教授(岩手県立大学)
- 木のものづくりとSDGsをテーマとし、木材の特性や利点を学びます。

2. 2022年1月26日: 「間伐材活用のための商品開発」
- 講師: 大野英憲氏(デザイナー)
- 地域資源を有効活用するプロダクトデザインの基礎を指導します。

3. 2022年2月23日: 「新しい木農連携」
- 講師: 熊谷秀明氏(木楽創研)
- 木材と農業の連携による新しい商品提案の可能性を探ります。

各セミナー後には商品開発アイデアのプレゼンテーションの機会が設けられており、特に優秀なアイデアには試作経費(10万円相当)が提供される特典もあります。この機会は新規の農業従事者を広げることにも寄与します。

参加資格と申し込み



「モックアップ!気仙」に参加できるのは、高い木材利用に関心のある方々で、すでに木製品の開発を経験したことがあるかどうかは問いません。定員は30名で、参加は無料ですが、定員に達した場合は受付を早めに締め切ることもあります。参加費用は不要で、会場は大船渡市のおおふなぽーと(防災観光交流センター)です。

プランニングやサポート



このプログラムにはクリエイティブディレクターやアドバイザーが加わり、参加者のプロダクトアイデアを具体化させるための支援も行います。このような支援は、地域の木材を活かしながらの製品開発を目指すすべての人にとって大きな力となるでしょう。

「モックアップ!気仙」の詳細な情報については、Facebookページやお問い合わせ窓口から確認できます。新たなものづくりの第一歩を踏み出す場として、ぜひとも参加をご検討ください。

会社情報

会社名
有限会社コンテンツ計画
住所
東京都中央区日本橋本町3-9-6 HONCHO396ビル5F
電話番号
090-8582-4940

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