浦安で実現する障がい者によるVRアートの個展
地域のバリアフリーなアート体験が、今、浦安で展開されます。「VRアート個展 バーチャルリアリティーの世界」が、2023年6月24日(土)、千葉県浦安市の居場所カフェリープにて開催されることが決まりました。この取り組みは、社会福祉法人千楽が監修し、2021年から始まった「福祉×VR」の試みの一環です。
昨年、多くの方に参加していただき、成功裏に終わったVRアート展覧会の経験をもとに、今回は特に注目されるアーティスト、Y・Tさんの個展が行われます。Y・Tさんは、昨年11月に行われたVRアート活動を通じて自己表現の場を深め、現在はアートプログラムや表現プログラムにも積極的に参加しています。
企画の背景
このプロジェクトは、東京大学先端科学技術研究センターで研究を行う登嶋健太氏の監修のもと進められてきました。登嶋氏は、包括的な地域支援と高齢者福祉の向上を目指し、VR技術を活用してきた実績を持つ研究者です。これまでに、多くの障がい者や高齢者の方々へのアプローチを行っている登嶋氏のもと、利用者たちがオリジナルのVRアートを製作しています。
昨年の展覧会では、クラウドファンディングを通じて多くの支援を得ることができました。31日間で173万円の支援が集まり、東京都目黒区や広島市でのVRアート展も盛況に終わっています。この結果を受け、Y・Tさんのさらなる成長と作品を地域で直接体験していただきたいと考え、個展の開催が決定しました。
イベント詳細
- - 開催日時: 2023年6月24日(土)
- - 時間: 11:00 - 16:00
- - 場所: 居場所カフェリープ(千葉県浦安市海楽1-29-14 やなぎハイツ1階)
この個展では、Y・Tさんが短期間で成長を遂げた成果として、新たに制作した作品が展示されます。VRアートを通じて、見る人との新たなコミュニケーションを楽しむことができるでしょう。また、この機会に地域住民との交流も深めることができる場となることを目指しています。
予約情報
参加希望の方は、以下のリンクから予約が可能です。
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まとめ
障がい者の表現活動や福祉への理解を深める素晴らしい機会であり、地域活性化にも寄与するこのVRアートの個展。Y・Tさんの作品世界に触れることで、私たちもまた新たな視点を得られるでしょう。ぜひ、この機会に、浦安での特別なアート体験に足を運んでみてはいかがでしょうか。