藤井隆と新技術のコラボレーション
2023年、藤井隆氏が放つ楽曲に新たな命が吹き込まれる。株式会社360Channelが、Googleの先進AI技術を駆使したミュージックビデオ制作に参画したのだ。このプロジェクトは、藤井氏のヒット曲『プラスティックスター』『Dark Night』『くちばしは黄色』の映像を再解釈し、AIによる新しい視覚表現を楽しむ試みである。
AIとの新たな挑戦
360Channelは、AI動画生成モデル「Veo」とマルチモーダルAI「Gemini」を活用し、藤井氏の楽曲に新たな色合いを加えた。特に、オリジナルの映像に持ち込まれたAIの力は、かつて実現できなかったビジュアルを創出し、楽曲の世界を拡張する役割を果たしている。
『プラスティック・スター (MV with Gemini)』
この楽曲のオリジナルでは、藤井氏がゲレンデを滑るシーンが展開されたが、AIによる拡張版ではチューブマンが空を飛ぶ様子に変化。チューブマンは世界中を旅し、スキー場にダイナミックに舞い降りる。この表現により、視聴者は揺れる浮遊感とともに、従来の枠を超えた映像美を体感できる。
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『DARK NIGHT (MV with Gemini)』
こちらのMVでは、藤井氏が追う謎の男の設定が、近未来的な世界へと導かれる。ネオ・トーキョーを彷彿とさせる夜の街並みや、無限に続く螺旋階段など、AIの描写力により視覚的なスケール感が印象的で、まるでSF映画の一場面を体感しているかのようだ。
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『くちばしは黄色』
この楽曲では、藤井氏が子供や犬の写真を撮影するシーンがあり、AIによって「記憶・写真」というテーマが幻想的な世界へと変わる。記憶が交錯する映像体験は、部屋全体が写真の渦になる様子や、街並みが記憶に変わるさまを描写し、視聴者を感情的な旅へと誘う。
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360Channelの未来に向けて
360Channelはこのプロジェクトで得たAI技術をさらに広範囲に活用するかもしれない。映像制作の商業化に向け、このAI関連ノウハウをもとにエンターテインメントや企業プロモーションの新しい映像体験を提供していく方針だ。特に、自社で設立した「AI LAB.」では、AIを活用したさまざまな施策を試みており、ブランド向けのアプリ開発やプロモーション動画制作など多岐にわたっている。
最後に
360Channelは、「新しいテクノロジーを身近にし、人々にオドロキを」というミッションのもと、XR技術を中心に活動。このような先端技術を駆使することで、様々な新しい価値と体験を社会に提供していく意気込みが感じられる。今後、このような新しい取組みがどのように進展していくのか、今から期待が高まる。