不動産業界のDXを推進するTERASSが「PICKFORM」を導入

不動産取引の革新を追求している株式会社TERASSは、業務効率化とコンプライアンスの強化を図るために、電子契約サービス「PICKFORM」を導入した。この動きは、業界全体を見渡す上で大きな注目を集めている。全国で700以上のエージェントを有するTERASSは、「いい不動産取引は、いいエージェントから。」という理念のもと、テクノロジーを積極的に活用し、顧客にていねいで信頼性の高いサービスを提供することを目指している。

「PICKFORM」が選ばれた理由

TERASSが「PICKFORM」を導入するにあたり、いくつかの重要な理由があった。まず、同サービスが国内で唯一、国土交通大臣から適法性の正式な回答を得ている点が挙げられる。これは、不動産取引の契約手続きにおいて、法令遵守の重要性が高まっている中で、信頼性を担保するために不可欠な要素だ。

さらに、「全ページに契約書IDを付与する機能」が、業務効率の改善に寄与する。一般的な電子契約サービスでは、契約書の1ページ目にのみIDが付与されることが多いが、「PICKFORM」では全ページに自動的に契約書IDが付与される。これにより、書類の真正性が確保され、契約手続きがスムーズになる。

最後に、同サービスには「テンプレート管理機能」も搭載されており、頻繁に使用する契約書を登録・管理することが可能です。これにより、契約書の作成時間が大幅に削減されるため、業務の効率が向上し、時間の無駄が少なくなる。これらの機能によって、TERASSは顧客に対するサービスの質をより向上させることができる。

引き続き顧客体験を重視

TERASSの取締役・COOである井上利勉氏は、「我々は750名以上の優秀なエージェントと共に、顧客体験を進化させてきました。取引のスムーズさと安全性は非常に重要であり、PICKFORMを導入することで、更なる安全性と効率を追求していきます」と語る。TERASSの革新に向けた取り組みはまだ始まったばかりであり、これからの展望にも期待が寄せられる。

PICKFORMのサービス概要

「PICKFORM」は、国土交通省から唯一適法の回答を得た電子契約および業務効率化システムとして、業界のニーズにしっかりと応えています。また、業務負荷の高い物件調査や契約書作成を、専任のプロフェッショナルチームに依頼できる「まるなげシリーズ」も展開しており、さらなる業務の効率化を見込むことができる。

株式会社PICKについては、2018年に設立され、「不動産取引を快適に、オープンに」をミッションに掲げている。同社は不動産・建築のバリューチェーンでのさらなる業務解決を目指し、新しい法律にも迅速に対応できるよう進化を続けている。今後も不動産・建築特化のVerticalオールインワンSaaSとして、業界に貢献し続ける意向だ。