新しいご遺体冷却装置
2024-05-29 18:34:17

環境への配慮と安全性を両立した新しいご遺体冷却装置Eco Protectの登場

環境への配慮と安全性を両立した新しいご遺体冷却装置Eco Protectの登場



2023年、革新的なご遺体冷却装置「Eco Protect」が登場しました。この新しい装置は、これまで広く使われてきたドライアイスを100%削減することで、冷却の新たなスタンダードを提案しています。ドライアイスがもたらす環境負荷や、安全面での問題を解消し、今後の葬儀業界に大きな影響を及ぼすことが期待されています。

Eco Protectの仕組みとは?


Eco Protectは、家庭用冷蔵庫で一般的に利用されている冷凍サイクルを応用したものです。装置全体には冷却板があり、そこに特殊なシリコンパイプで冷媒を送ります。この冷媒は気体と液体の状態を繰り返し変化させることで、冷却板を約-15℃に冷却します。そうすることで、腹部、胸部、頭部を温度管理しながら、遺体の保全を図ります。

従来の冷却装置では、特に胸部や頭部を冷やすためにはドライアイスを併用する必要がありました。しかし、Eco Protectでは全ての部位を-15℃に冷却することで、ドライアイスに依存しない方式を確立しました。

4つのProtectをお約束


この装置が特に優れているのは、次の4つの保護機能です。
1. ご遺体損傷をなくし尊厳を守る
ドライアイスは-78.5°Cの超低温で細胞膜を破壊する恐れがありますが、Eco Protectでは-15℃で優しい冷却を行うことで、皮膚のダメージを防ぎます。

2. ご遺族様や従業員様の命を守る
密閉空間でのドライアイス使用は酸欠事故のリスクをはらんでいますが、Eco Protectは安全な冷却を提供します。

3. コスト削減
ドライアイスの管理や補充作業を無くし、月々の電気代とリース料だけで済むため、コスト効率にも優れています。

4. 環境への配慮
CO2排出を伴うドライアイスの使用を排除し、SDGsの目標達成に寄与します。

社会的な背景と今後の展望


厚生労働省の統計によれば、2040年頃までに死亡者数は年々増加が予測されています。このなかで、長期にわたるご遺体の安置が増加する中、冷却装置の需要も高まっています。

従来方式の冷却ではドライアイスが多用されていましたが、環境負荷や安全性に対する懸念が高まっている中で、Eco Protectのような新しい技術が期待されます。また、2023年9月21日には消費者庁からドライアイス使用に伴う注意喚起も出されており、こうした安全性の確保がますます重要となっています。

フューネラルビジネスフェア2024に出展


この装置は、2024年5月29日から30日までパシフィコ横浜で開催されるフューネラルビジネスフェア2024でも展示されます。当イベントに参加することで、業界関係者に向けてEco Protectの魅力をPRする機会となります。

私たちの最期に寄り添う技術がこのように進化していくことは、とても喜ばしいことであり、今後の葬儀業界の発展に期待が寄せられています。

会社情報

会社名
株式会社ジャパン唐和
住所
大阪府四條畷市江瀬美町14-8
電話番号
072-879-0721

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