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貴重な機会！スーパーカミオカンデ一般公開見学会

岐阜県飛騨市の市長・都竹淳也氏のもとで、11月1日（土）に東京大学宇宙線研究所の「スーパーカミオカンデ」が一般公開されます。この見学会は、普段は入ることができない地下1000メートルの研究施設を体験できる数少ないチャンスです。参加にあたっては、事前申し込みが必要となります。見学者は、昨年の申し込み人数が多かったため、今年も抽選になる可能性があります。ぜひ早めに申し込むことをおすすめします。

スーパーカミオカンデとは？

スーパーカミオカンデは、岐阜県飛騨市神岡町に位置する世界最大の水チェレンコフ検出器として知られています。この施設は、宇宙から飛来する素粒子「ニュートリノ」を観測し、その性質を解明するための研究が行われています。ニュートリノは非常に微小な質量を持つ粒子であり、宇宙の神秘を解き明かす手がかりです。

2001年、スーパーカミオカンデの研究によって、物理学の常識を覆す発見がありました。それは「ニュートリノには重さがない」という従来の理論が間違っていたということです。この画期的な業績が評価され、2015年にはノーベル物理学賞が与えられました。

一般公開の詳細

一般公開見学会は、以下のスケジュールで行われます：

• - 場所：神岡町コミュニティーセンター（岐阜県飛騨市神岡町東町378）
• - 定員：300名（抽選方式）
• - 対象：小学生以上（小学3年生以下は保護者同伴必須）
• - 参加費：3,500円

スケジュール

見学会では、施設内を見学した後、18時30分から「記念講演会」が開催される予定です。講演を担当するのは、小谷淳之東京大学宇宙線研究所准教授です。

注意事項

• - スーパーカミオカンデ内部は見学不可
• - 地下施設では気温が約13度程度と寒いため、防寒対策が必要です
• - 歩きやすい靴で参加し、現地でスリッパに履き替えていただきます。

この貴重なイベントは、宇宙物理学の最前線を肌で感じる絶好の機会です。興味のある方はぜひ参加をご検討ください！

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