ホテルオークラ京都の中田総料理長が受賞
京都市中京区に位置するホテルオークラ京都で、総料理長を務める中田肇氏が、令和6年度の調理師関係功労者として厚生労働大臣表彰を受けました。この栄誉は、調理業務における顕著な功績が評価されたもので、2024年11月27日に開催された表彰式において授与されました。
中田氏は2023年6月に総料理長に就任し、その後、同ホテル主催のイベントや宴会を通じて「京都に根ざしたフランス料理」を提供し、地元の食文化の向上と後進の育成に力を注いでいます。表彰式ではその成果が称えられ、盾が授与されました。
中田肇氏のプロフィール
1960年に埼玉県で生まれた中田氏は、1978年に大成観光株式会社(現在のホテルオークラ)に入社し、名料理長である小野正吉氏に師事。その後、ホテルオークラ東京やアムステルダムでの経験を活かし、2005年にはホテルオークラ東京のフランス料理「ラ・ベル・エポック」で料理長に就任し、2009年には洋食調理総料理長に昇格しました。さらに、2011年から12年間はホテルオークラ神戸の総料理長を務め、2023年には現在の職に就きました。
また、彼は2018年度に西洋料理部門「神戸マイスター」に認定され、一般社団法人全日本司厨士協会や日本エスコフィエ協会の役員としても活動しており、その功績は業界内外で高く評価されています。
ホテルオークラ京都の魅力
1888年に創業したホテルオークラ京都は、来年で136周年を迎え、伝統と現代のエレガンスが融合した空間を提供しています。最上階からは市内を一望でき、特に東山三十六峰や鴨川の美しい景色は訪れる人々を魅了します。ホテルは、地下鉄東西線「京都市役所前駅」直結でアクセスも便利です。公式サイトでは、レストランメニューや宿泊プランも紹介されていますので、ぜひチェックしてみてください。
この度の表彰は、中田総料理長の長年の努力の結実であり、今後もホテルオークラ京都は地域の食文化の発展に寄与し続けることを決意しました。スタッフ一同が一丸となり、より良い食の体験を提供できるよう尽力してまいります。
ホテルオークラ京都の詳細や予約情報は、
こちらの公式サイトから確認できます。