入札資格自動診断ソリューション「QualiBot」について
株式会社ニーズウェルが、長崎大学との産学共同研究から生まれた新たなソリューション、「QualiBot」を発表しました。このシステムは、生成AIを活用し、入札資格の自動診断を実現するものです。
ソリューション開発の背景
入札にかかわる業務は、仕様書の収集から始まり、仕様の理解、入札基準の把握、さらには社内の環境確認と、様々なプロセスを必要とします。しかしながら、これらのプロセスは非常に煩雑で、入札案件ごとに異なる仕様書が存在するため、社員は多くの時間を使い、効率的に作業を進めることが難しい状況でした。
加えて、提案可否を判定する基準が曖昧であり、その結果、入札参加ができないケースや、過剰に労力を費やしても有効な成果を得られない事例が続出していました。これにより、入札資格の合否判定にかかる担当者の時間や労力が大きな課題となっていました。
生成AIを活用した「QualiBot」の機能
そこで、ニーズウェルと長崎大学の共同開発として誕生した「QualiBot」は、生成AIを導入することで、入札資格の合否判定を自動的に行うことができます。これにより、担当者の負担を大幅に軽減し、判定にかかる時間の短縮と、診断の精度向上が実現されました。
「QualiBot」は、入札案件の仕様書を自動で取得し、複数の仕様書から得た情報を分析・診断します。そして、登録済みの企業情報を照らし合わせて合否を判定します。これにより、大量の情報処理を迅速に行い、業務効率を飛躍的に向上させることが可能です。人が行っていた煩雑な作業をAIが代替することで、時間の節約と人件費の削減、さらには精度の向上を図ります。
このように、QualiBotは入札案件提案の新たなスタンダードとなることを目指しており、効率性と生産性を高める重要なツールとして位置づけられています。
提供開始について
この優れたソリューションは、2024年10月1日より提供を開始する予定です。今後、多くの企業がこの技術を活用し、入札活動をよりスムーズに進めることが期待されます。
企業情報
株式会社ニーズウェルは、東京都千代田区に本社を構え、1986年に設立されました。ソフトウェアの開発、運用、保守を行い、様々なソリューション製品を提供しています。ニーズウェルの最新情報は、
公式サイトをご覧ください。
お問い合わせ
製品やサービスについてのお問い合わせは、営業部までご連絡ください。
また、ニュースリリースに関するお問い合わせは経営企画部までどうぞ。
新たな技術革新を通じて、業務の効率化と成果の最大化を目指す「QualiBot」にぜひご注目ください。