叡啓大学が新しいビジネスモデルを目指す共創プロジェクトを始動
叡啓大学(学長:有信睦弘)は、企業や団体と学生が協力する新たな試みとして、共創プロジェクトの企業ピッチイベントを開催することを発表しました。今回のプロジェクトは、産学官連携・研究推進センターが主催し、昨年度の試行から一歩進んで、実態に即したビジネスモデル創出を目指しています。
プロジェクトの目的と意義
共創プロジェクトは、学生に対して実践的な経験を提供するだけでなく、企業には新たな視点をもたらすことを目的としています。学生は企業と対等に扱われる立場で、新規事業の価値創造に関与し、実際のビジネス環境を体験することができます。一方、企業は若手才能の発掘や、新規事業およびイノベーションの促進を期待することができるのです。
このように、双方にメリットがもたらされる共創プロジェクトは、学生の成長を促し、同時に企業の競争力を高めることを目指します。
参加企業とテーマ
今年度のプロジェクトには、4つの企業が参加します。以下に各企業のテーマを紹介します。
1.
常石商事株式会社: 新規事業開発プロセスの策定検討と新規アイデアの創出。
2.
株式会社シンギ: 減プラスチックに寄与する新しい容器フィルム蓋デバイスの活用支援。
3.
株式会社オガワエコノス: 資源の循環を早める廃棄物処理の新しい見方の検討。
4.
株式会社荒谷建設コンサルタント: 里山に人流を生み出すことで自然環境を保持する施策の検討。
このように多様な企業が参加することにより、さまざまな視点からのイノベーションが期待されます。
ピッチイベントの詳細
「共創プロジェクト」企業ピッチは、2024年12月5日(木)の17時から、叡啓大学の15階Eikei Topで開催されます。参加企業がプロジェクトの概要を説明し、学生との連携を図ることを目的としています。
また、プロジェクトの期間中には、ディスカッションやフィールドワークなどの活動も行われ、メディアの皆様にも広く取材していただける機会があります。現在、取材のスケジュールについては担当者に問い合わせを受け付けています。
今後の展望
共創プロジェクトの成果を披露する最終報告会は、2025年3月26日(水)に予定されています。この機会を通じて、新たなビジネスモデルがどのように形作られるのか、多くの関心が集まることでしょう。
昨年度の様子
叡啓大学では、共創プロジェクトの紹介ページにおいて昨年度の様子を公開しています。また、プロジェクトの内容をわかりやすく伝えるために、紹介動画も配信しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
さらに叡啓大学の公式ウェブサイトでも情報を発信していますので、ご覧ください。
「共創プロジェクト」に参加することで、学生は大きな成長を経験し、企業は新たなアイデアを見出すことが期待されます。今後の展開にご注目ください。