トレーディングカード市場に革新をもたらす資本業務提携へ
当社は、2025年11月12日開催予定の取締役会において、株式会社ペイクル、そして株式会社YAMAKOMA ASSET BANKとの間で資本業務提携の基本合意書を締結することを決定しました。この合意が実現することで、トレーディングカード業界における新しいビジネスの流れが生まれることが期待されています。
1. 提携の目的と概要
当社は、2025年11月6日に発表した「株式会社ペイクルとのブロックチェーン技術活用に関する業務提携契約」の内容に基づき、両社の事業圏を拡大し収益性を向上させることを目的とした提携を進めています。
YAB社は、2022年設立以降、特に高額なヴィンテージカード市場において高い実績を有し、国内での信頼も厚い企業です。今回提携に加わることにより、各社の強みを持ち寄り、デジタルとリアルが融合した新しい市場の創出を目指しています。
2. 基本合意の内容
この基本合意の第一弾として、ペイクル社のブロックチェーン技術を利用した決済関連技術をYAB社が得意とするヴィンテージトレーディングカード取引に応用することで、国内外の投資家やカードコレクターが参加できる新しい取引市場の形成を目指していきます。
A. 業務提携の具体的内容
- - トレーディングカード及びRWA(Real World Asset)関連商品の企画・開発・販売
- - UPCトークンやNFTを活用した新サービスの設計・運営
- - 国内外市場での共同マーケティングおよび販路開拓
- - 各社の技術および顧客基盤を駆使したデジタル会員システムの構築
- - その他、必要に応じた業務の合意
B. 資本提携のスキーム
当社は、提携内容の実現に向け、以下の資本提携スキームを検討しています。
3. 提携先企業の概要
株式会社YAMAKOMA ASSET BANK
- - 所在地: 大阪市西区九条南三丁目1番18号
- - 代表者: 代表取締役 山口雄示
- - 事業内容: トレーディングカードの販売、ヴィンテージカード投資
- - ホームページ: YAMAKOMA ASSET BANK
株式会社ペイクル
- - 所在地: 福岡県福岡市中央区天神一丁目10番20号
- - 代表者: 代表取締役 村上昌史
- - 事業内容: ソフトウェア開発
- - ホームページ: ペイクル
4. 今後の展開
本基本合意を基に、提携先との連携を強化し、ブロックチェーン技術およびRWAを駆使した新たな商品やサービスの開発を進めていく予定です。市場の創造・拡大を図っていくとともに、連結業績への影響は軽微と見込まれていますが、今後、重要な動きがあれば速やかに情報を公開していく方針です。
今後の進展が期待される分野であり、業界内外での注目が集まりそうです。