東京貿易グループの発表
2025-12-08 11:38:52

東京貿易グループのCVC運営会社が日本ベンチャー学会での発表を通じて新たな知見を導出

東京貿易グループがCVC運営の成果を発表



東京貿易グループのコーポレートベンチャーキャピタル (CVC) を運営する株式会社tb innovations(以下、TIT)は、2023年11月29日に開催された日本ベンチャー学会全国大会において、同社が運営するファンドの成果と知見について発表を行いました。この発表は、CVCの役割やその投資判断プロセスに関する重要な洞察を提供するものです。

日本ベンチャー学会第28回全国大会



日本ベンチャー学会による第28回全国大会は、武蔵大学の江古田キャンパスで行われました。集まった研究者や実務者が「起業家をどのように育成するべきか」というテーマのもと、様々な視点から討議を行いました。TITもその一員として、学術的な視点からの研究成果を発表する機会を得ました。

発表内容と目的



発表された演題は「CVCが投資先を選定する論理とその帰結」であり、東京大学の舟津昌平氏やTITの高賢敃社長、真壁尭彦氏が共同で登壇しました。この講演では、TITが過去に行ってきた資本提携の事例研究を基に、CVCがどのように投資先を選定しているか、投資の成功に繋がるプロセス、さらには日本企業におけるCVCの具体的な運用メカニズムについて講義されました。

特に注目されたのは、CVCと政府系ファンドの違いや、CVCの制度的なロジックと実務との乖離についての検証でした。これにより、今後の投資活動に活かせる具体的な知見が得られることを目指した研究が行われています。

ネクスト新事業新技術1号投資事業有限責任組合の概要



TITが運営する「ネクスト新事業新技術1号投資事業有限責任組合」と呼ばれるファンドは、2020年に設立されました。このファンドは、国内外の有望なベンチャー企業を対象に、技術やサービスへの投資を行っています。また、東京貿易グループの既存事業とのシナジーを考慮した企業への出資を進めており、現在までに16社に投資を行いました。

TITは、今後もオープンイノベーションを基礎に、新技術の発展に寄与することを目指しています。特に、資金の投入にとどまらず、企業の成長を支援するために、事業育成、人材育成、コンサルティングも行っています。

結び



東京貿易グループは、これからも多様なイノベーションを推進し、様々なパートナーと共に新たな社会的価値を創出し続けることを目指しています。TITによる発表は、CVCとベンチャー企業との関係をより深く理解するための貴重なステップとなるでしょう。今後の活動にも期待が高まります。

さらに詳しい情報は、株式会社tb innovationsの公式サイトや、東京貿易グループの公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
東京貿易ホールディングス株式会社
住所
東京都中央区京橋2-2-1京橋エドグラン27F
電話番号
03-6841-8334

トピックス(経済)

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