食品工場の未来を切り開く新技術
新東工業株式会社は、2024年10月から食品工場向けに新たな重量測定システム「ダイナミック重量測定 by ZYXer🄬」の販売を開始します。このシステムは、省人化と省スペース化を推進するために開発されたもので、業界初の力覚センサを利用した技術が大きな特徴です。
独自技術による効率化
「ダイナミック重量測定 by ZYXer🄬」は、ロボットに搭載された業界最高水準の高精度6軸力覚センサZYXer🄬を用いて、ロボットが行う3次元動作中においても高精度な重量測定を実現します。これにより、従来別々に存在した計量工程を一つのプロセスに統合することができ、出荷不良の低減や作業の簡略化、動線の短縮による省スペース化も叶います。
精密さと多様な応用
6軸力覚センサZYXer🄬は0.5gという高い分解能を持ち、非常に小さな物体から重量物までを測定することが可能です。これは食品業界において欠品検知や選果、調味料の秤量など、幅広い用途で活用されることが期待されています。
トータルサポートで導入を完璧に
新東工業は、ロボットの選定から実際の製造現場への導入まで一貫したサポートを提供しています。特にアルミ包装に対応した金属検出器「Tecnoeye®」との連携や、前後の搬入出システムとの統合も可能です。また、当社のテストセンターには多種多様な産業用ロボットがあり、顧客のニーズに応じた測定の精度や動作範囲の試験も行えます。
標準システムの魅力
「ダイナミック重量測定 by ZYXer🄬」の標準システムは、税抜きで800万円という価格設定で、ロボットや他の設備とのカスタマイズも行える柔軟性があります。年間20台の成約を目指すというこのシステムが、食品業界の自動化を一層加速させることは間違いありません。
新技術のお披露目
この新システムは、10月9日から11日にかけて東京ビッグサイトで開催される「FOOD展2024」で初めて披露される予定です。ここでは、製造業の自動化と熟練技能の継承に寄与する力覚センサZYXer🄬の新たな挑戦を、実演を交えた形で紹介します。
まとめ
新東工業株式会社が展開する「ダイナミック重量測定 by ZYXer🄬」は、食品工場における作業効率を大幅に向上させる可能性を秘めています。この革新的な技術により、今後の食品業界はさらに進化していくことでしょう。