「ゴッホ展巡りゆく日本の夢」に関するお知らせ
この夏より、全国3都市を舞台に「ゴッホ展巡りゆく日本の夢」が開催されます。本展では、ファン・ゴッホの代表作であり、最大級の自画像《画家としての自画像》が来日することが決定しました。これは彼がパリ滞在中の最後期に創作された作品であり、12年ぶりの再来日となります。
展覧会の見どころ
本展は「ファン・ゴッホのジャポニスム」と「日本人のファン・ゴッホ巡礼」の二部から構成されており、ゴッホと日本の関係を広く掘り下げています。特に注目すべきは、第一部「ファン・ゴッホのジャポニスム」では、ゴッホが影響を受けた浮世絵や自らの作品約40点が展示されます。中には、日本初公開の《タラスコンの乗合馬車》和《雪景色》なども含まれています。彼が日本から得たインスピレーションを感じることができる貴重な機会です。
第二部「日本人のファン・ゴッホ巡礼」では、ゴッホゆかりの地オーヴェールでの日本人の巡礼に焦点を合わせ、約240人の知識人によって記載された芳名録の展示も行われます。これにより、日本とゴッホの深い絆を知ることができます。
特別講演会の開催
東京展では、人気小説家の原田マハ氏による特別講演も予定されています。彼は、現在『小説幻冬』にて「たゆたえども沈まず」を連載中であり、講演会ではゴッホと日本をテーマにした魅力的なストーリーが語られます。この講演会は「特別講演会セット券」として販売され、観覧券に加え、講演や図録、音声ガイドが含まれています。
チケット情報
展覧会のチケットは、7月1日から一般販売が始まります。ペアチケットは2,000円(税込)で、2枚つづりでお得です。また、一般前売券の価格は、一般1,300円、大学生1,100円、高校生600円という設定になっています。65歳以上は800円で観覧することができます。
原田マハ氏の講演会がセットになった特別券は3,800円で、講演会の日程は2017年11月18日です。会場は東京都美術館の講堂で、自由席となります。
この機会に、ぜひチケットを手に入れて、ファン・ゴッホの魅力を存分に楽しんでください。7月20日からは通常前売券の販売も開始され、各種プレイガイドでも購入可能です。
展覧会の開催概要
札幌展
- - 会期: 2017年8月26日(土)~10月15日(日)
- - 会場: 北海道立近代美術館
- - 観覧料: 一般1,500円、学生800円
東京展
- - 会期: 2017年10月24日(火)~2018年1月8日(月・祝)
- - 会場: 東京都美術館
- - 観覧料: 一般1,600円、学生1,300円
京都展
- - 会期: 2018年1月20日(土)~3月4日(日)
- - 会場: 京都国立近代美術館
- - 観覧料: 一般1,500円、学生1,100円
この展覧会はゴッホの作品を愛する全ての人にとって、色彩や文化的影響を体験できる絶好の機会です。さまざまなキャンペーンや講演会と共に、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。
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