京極夏彦新作舞台化
2024-07-26 17:14:11

京極夏彦の新作ミステリ小説『狐花葉不見冥府路行』が真正面からの舞台化に挑戦!

京極夏彦の新作ミステリ『狐花葉不見冥府路行』の魅力



京極夏彦氏の小説家デビュー30周年を迎え、彼の新作小説『狐花葉不見冥府路行』が本日7月26日に発売されました。本作は、初の歌舞伎舞台化を目的に書き下ろされたものであり、独特の魅力とミステリの驚きに満ちています。

ストーリーの魅力



本作の主人公は、人気シリーズ「百鬼夜行」に登場する中禪寺秋彦の曾祖父、中禪寺洲齋です。彼は、武蔵晴明神社の宮守を務めており、ある幽霊騒動に直面します。事件は、作事奉行・上月監物の屋敷を中心に発生し、中禪寺は「憑き物落とし」としてこの騒動を解決しようと試みますが、その背後には驚きの真相が待ち受けています。

この作品は、従来の京極夏彦作品のエッセンスを取り入れつつも、新たな試みを盛り込んだ作品であり、舞台化と合わせて読者を楽しませる内容となっています。

限定特典とイベント情報



『狐花葉不見冥府路行』の初回生産分には、中禪寺洲齋が宮守を務める武蔵晴明神社の御札が特典として封入されています。この御札は、京極氏自身の筆によって作られており、ファンにとっては特別な一品です。

また、8月31日には発売記念イベントが開催される予定です。このイベントでは、京極氏が登壇し、トークセッションが行われるほか、彼の作品に関連する映像の上映も行われます。参加することで、京極氏の世界観により深く触れることができる機会となるでしょう。

歌舞伎舞台『狐花葉不見冥府路行』



歌舞伎版の上演も大きな注目を集めています。中禪寺洲齋役には松本幸四郎氏、作事奉行・上月監物役には中村勘九郎氏が配役されています。さらに、中村七之助氏が謎の男・萩之介と上月家の奥女中・お葉の役を演じることが発表されており、期待が高まります。公演は8月4日から東京・銀座の歌舞伎座で行われ、チケットはすでに発売中です。

魅力的なPVとリンク



本作のPVも公開されており、京極氏自身が編集した映像がファンの間で話題となっています。「京極夏彦小説家デビュー30周年記念」YouTubeチャンネルでは、これまでの全著作のPVが視聴可能で、京極ファンには見逃せない内容です。

総括



『狐花葉不見冥府路行』は、京極夏彦の新たな挑戦を感じさせる作品であり、歌舞伎舞台とのコラボレーションを通じて、彼の物語がどのように展開するのか、期待が膨らみます。この機会にぜひとも手に取り、深いミステリの世界に浸ってください。


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