『進撃の巨人』テーマのRobloxゲームが開発決定
仮想世界の開発を手がける株式会社ambrと株式会社mozeが共同で、人気漫画『進撃の巨人』をテーマにしたRobloxゲームの開発に取り組むことが発表されました。今月初めに行われた「Roblox ×『進撃の巨人』エクスペリエンス制作コンテスト」において、唯一の日本チームとして大賞を受賞したことが大きなきっかけです。
コンテストの概要
「Roblox ×『進撃の巨人』エクスペリエンス制作コンテスト」は、講談社とGeekOutが主催する創造的なイベントです。世界中のクリエイターたちが、Robloxプラットフォーム上でオリジナルのゲーム企画を提案し、優れたものには最大150万ドルの開発費が支給されるという魅力的なコンテストです。また、講談社のゲームクリエイターズラボ(GCL)やGeekOutが、選ばれた企画の制作と運用を全面的にサポートするとあって、参加者にとっては大きなチャンスとなります。
受賞した作品は、「進撃の巨人」公式エクスペリエンスとして公開される予定で、全世界のユーザーに新たな楽しみを提供することになるでしょう。
ambrとmozeのコラボレーション
株式会社ambrは、自社の独自技術を用いて仮想空間を開発する企業で、モダンなデジタル体験を創出してきました。特に、定期的に開催される「東京ゲームショウVR」や「Magic: The Gatheringのバーチャルアート展示」など、多くの成功事例があります。その中でも、注目されているのは「gogh」というアバター作業集中アプリで、2024年7月にリリースされ、すでに30万DLを記録しています。
一方、株式会社mozeは、Robloxのエコシステムを形成することを目指して活動しており、国内外のユーザーから高い評価を受けているスタジオです。同社が手掛けた『Find the Dragons Morphs』は、150万回以上のプレイを達成しており、Robloxの日本発コンテンツとして注目されています。
この二つの会社が手を組むことで、『進撃の巨人』をテーマにした新しいRobloxゲームの展開が期待されています。
SNSを通じた情報発信
今回のプロジェクトに伴い、ambrとmozeの公式SNSも開設され、ゲームの開発状況や進捗を随時お知らせするとのことです。ファンやプレイヤーは、以下のリンクから最新情報をフォローできるので、ぜひチェックしてみてください。
進撃の巨人とは
『進撃の巨人』は、2009年から連載が始まり、人類と巨人との壮絶な戦いを描いた諫山創原作の大人気漫画です。この作品は、全世界で累計1.4億部以上の発行部数を誇り、2013年からはアニメ化されました。また、2023年には最終シリーズが放送予定で、劇場版「進撃の巨人」完結編も2024年に公開されるということで、その人気は今も衰えを知りません。
新たなゲームの誕生とともに、さらに多くの人々に『進撃の巨人』の魅力が伝わることを期待しています。