徳島の新進ブランド「SAIKAI」
徳島県発のブランド、SAIKAI(サイカイ)は、わずか2年足らずで年平均成長率150%を記録するなど、驚異的な成長を見せています。このブランドは、モダンでおしゃれな位牌とミニ仏壇を手がけていますが、この度、ECサイトを全面的にリニューアルしました。商品の品質向上とユーザー体験を重視した新たなサイトは、左が新しいデザインで、右が旧サイトです。
社会背景とブランドの誕生
日本では、近年、和室のない家が増加し、家族葬などのイベントがコンパクト化しています。これにより、多くの人々が「仏壇を置きたいと思っても、部屋に合うものが見つからない」という困難に直面しています。このような声に応える形で、SAIKAIは2023年に立ち上がりました。
ブランド名は「SAIKAI&CO.」からシンプルに「SAIKAI」へと変更され、ユーザーへのメッセージをより直結させる形となりました。この変更により、ブランドの意図や理念が明確になり、幅広い層にアピールできるようになっています。
リニューアルの特徴
SAIKAIの作品は、シンプルでミニマルなデザインが特徴であり、唐木が持つ深い色合いや木目、クラシカルな風合いはそのまま保たれています。リニューアルされたウェブサイトでは、このデザインの哲学が際立つように、視覚的にも美しいレイアウトが採用されています。また、SAIKAIの作品は、ただの仏壇や位牌としてではなく、生活の中に溶け込む「祈りの道具」としての存在を重視しています。
SAIKAIが大切にする5つの要素
1.
シンプル/ミニマル - 装飾を削ぎ落とした、小さく静かな佇まい。
2.
クラシカルな風合い - 伝統的な色艶や質感を保ちながら形を変えていく。
3.
暮らしに馴染む佇まい - 身近に感じることができる祈りの道具。
4.
夫婦のための祈り - 夫婦を対等に祀ることに重きを置く。
5.
次世代への継承 - さまざまな祈りの形を次の世代へ伝えていく。
これらの要素は、特に団塊の世代が人生の最終盤を迎える今、非常に重要です。多くの家庭が夫婦の一方または両方を見送る状況であり、SAIKAIは夫婦を祀る独自のスタイルの開発に力を入れています。
代表者の思い
「位牌や仏壇は、残された家族が前を向くための道具です」と語るのは、SAIKAIの代表取締役社長、森駿氏です。創業以来、59年の間に培われた経験を活かし、時代の変化に合わせた新しい祈りの形を模索し続けています。特に、唐木が持つ伝統的な風合いや品格は失いたくない、と語る森氏は、すべての作品が日本の職人によって手作りであることも大切にしています。
会社概要
- - 会社名: 森正株式会社
- - 所在地: 徳島県板野郡北島町
- - 代表者: 森 駿
- - 創業: 昭和42年4月(創業59年)
- - 資本金: 9,000万円
- - 事業内容: 仏壇・仏具の製造卸小売販売、直営ブランド「SAIKAI」の運営
- - URL: SAIKAI公式サイト
幅広いニーズに応えるための生産体制を確立しているSAIKAIは、今後も期待されるブランドです。この新たな一歩を機に、多くの人々に新しい「祈りの道具」が届くことを願っています。