ROUTE06が新たなサービスを発表
株式会社ROUTE06は、AIを活用してブラックボックス化した既存システムを最短2週間で構造化可能にする新しいサービス「Acsimリバースエンジニアリングサービス」を開始しました。このサービスは、長年の運用・改修により内部構造が把握できなくなったレガシーシステムをターゲットにしています。
新サービスの特長
「Acsimリバースエンジニアリングサービス」は、1億行を越えるソースコードの解析実績を有するAIプラットフォームを駆使し、設計書やドキュメントが手に入らない環境でも自動的にシステム構造を可視化します。従来、システムの解析や再設計には数ヶ月を要することもありましたが、この新サービスによってその時間が最短2週間に短縮されます。設計書やセキュリティ診断、改善提案を含む設計資産の一式が提供されるため、モダナイゼーションの初動も迅速に行えます。
また、このサービスでは「何がどう動いているか」だけでなく、次のステップとして「何をすべきか」までを明確にします。これにより、企業は適切な意思決定を行えるようになります。
開発の背景
近年、多くの企業でレガシーシステムがブラックボックス化し、その結果、システムの影響範囲の見積もりや工数算出が難しくなっています。例えば、担当者の異動によって内部構造が把握できなくなることが多く、結果としてシステムの改修や刷新が遅れるという問題が深刻化しています。ROUTE06の調査によると、約90%の企業がレガシーシステムを保有し、その約80%が業務を継承する際に支障をきたしています。
サービスの概要
「Acsimリバースエンジニアリングサービス」は、ソースコードと業務情報をAIが解析・構造化し、27種類以上の設計資産を自動的に再構築します。具体的には、API設計書、機能設計書、業務フロー、セキュリティ診断レポート、改善提案書などが生成されます。また、信頼度スコアや改善優先度の情報も併せて提供され、企業は今後のアクションを検討する材料が増えます。
このサービスは、AI要件定義「Acsim」とも連携できるため、設計フェーズへの接続がスムーズに行えます。短期間でシステムの現状を可視化し、次のステップへとつなげることができる点が、大きな魅力です。
特徴と利点
1.
最短2週間で成果を提供
- 過去の解析実績をもとに、業務フローや機能一覧を迅速に生成。
- モダナイゼーションを加速し、初動を早めます。
2.
意思決定をサポート
- 改善項目とその優先度を提示し、迅速な刷新方針を助言します。
- 機能設計意図書を生成し、なぜその構造なのかを明確に伝えます。
3.
品質とリスク管理に配慮
- 信頼度スコアを算出し、AI生成物の確認ポイントを明らかにします。
- セキュリティリスクを同時に評価し、初期段階で問題を把握します。
本サービスでは、顧客のソースコードを取り扱う際には、秘密保持契約を締結した上で行われ、解析はローカル環境で実施され、ソースコードの外部保存は行われません。安全面にも十分配慮されています。
Acsimプラットフォームとは
「Acsim」は、要件定義のプロセスをAIがサポートするプラットフォームです。普段、個人に依存しがちな要件定義を全員が行えるようにすることを目的としており、プロジェクト全体の品質向上に貢献します。具体的には、プロトタイプの構築や稟議支援、設計書の自動出力など、多くのプロセスを一貫してサポートします。
ROUTE06について
ROUTE06は、新しい形のプロダクト開発を目指すスタートアップです。大手企業向けのシステム開発や、新興企業向けのプロダクトも手掛け、幅広い経験と知識を生かして、開発のスピードと品質を革新しています。
「Acsimリバースエンジニアリングサービス」を通じて、企業のシステム刷新プロジェクトがこれまで以上に効率的に進むことが期待されます。 公式ウェブサイトにて、詳細情報をご確認ください。