2024年振り返り調査
2024-12-05 10:27:07

飲食料品や日用品の値上げが意識調査で最も注目に、2024年を振り返る

2024年を振り返る:お金に関する意識調査結果



三井住友銀行が主催した「2024年総振り返り お金に関する意識調査」の結果によると、働き盛りの20代から40代の世代が今年最も気にしたお金に関するニュースは「食品・日用品等の値上げ」が44.5%となり、続いて「新NISA開始」が36.5%、さらに「円安の加速」が同じく36.5%と続きました。この結果は、物価高が生活に与える影響を示しており、多くの人々が実際にその影響を実感しています。

物価高の実感とその対応



調査に参加した20~40代の80%以上が物価高を実感し、具体的には「実感している」が53.7%、次いで「やや実感している」が27.0%と回答しました。この結果を受け、多くの人々は生活費の見直しやポイ活に取り組んでいることが判明。物価高を感じたことから始めた行動としては、「食費や日用品の見直し」が35.7%、次いで「ポイ活」が27.7%、さらに「割引クーポンの利用」が25.2%となりました。

新たに始めたことの傾向



2024年に新たに始めたこととして、最も多かったのは「ポイ活」で32.8%、続いて「投資信託(新NISA)」が23.8%、そして「国内旅行」が11.0%という結果が出ています。関心の高まりを受けて、やって良かったことのTOP3は、「ポイ活」48.8%、「投資信託(新NISA)」34.2%、さらに「ウォーキング・ランニング」が15.5%と続きました。このことから、経済的活動においてお金に関する事項が重視されていることが見て取れます。

新NISAの影響



2024年の上半期には新NISAの累計買付額が10兆円を突破し、投資を始めるきっかけとして新NISAを利用する人が多く見られます。この制度に流入した投資目的としては、「老後資金の準備」が43.8%、「資産形成」が42.6%、さらに「利回りの良さ」を期待する声も31.7%を占めており、将来に向けた資産形成を意識する傾向が浮き彫りになっています。

クレジットカード積立の普及



投資手法の中でも「クレカ積立」が約60%に達する利用者に支持され、証券口座からの引き落としよりも利用されていることが分かりました。これにより、手軽にポイントを貯めながら投資にも活用する新しいスタイルが注目を集めています。特に、OliveのVポイントサービスが功を奏し、ポイントを使った投資はローンチ後1.5倍に増加したとのこと。

投資に対する意識の変化



投資を始める前の印象には「お金に余裕がある人がやるもの」という偏見が見られます。しかし、実際に投資を行うことで多くの人がその印象を変え、特に「資産や利益が増えていくことが嬉しい」と感じるようになっています。このように、投資をすることで得られる喜びと満足度の向上が明らかになっています。

まとめ



2024年の調査を通じて浮き彫りになったのは、物価高による生活への影響を実感しながらも、多くの人々が賢くお金を管理し、さらなる資産形成へと進む姿です。特に新NISAやポイ活の活用が注目され、投資をより身近なものにしていることが示唆されています。他方で、情報や知識に対するニーズも見え隠れしており、今後の金融教育の重要性も考慮すべき課題となるでしょう。


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会社情報

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株式会社三井住友銀行
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