新たな拠点開業
2025-07-11 10:40:35

珠洲市に新たなコミュニティ拠点『狼煙のみんなの家』が開業

珠洲市に新たなコミュニティ拠点『狼煙のみんなの家』が開業



石川県珠洲市に、地域コミュニティの新たな拠点『狼煙のみんなの家』が2025年に正式オープンします。この施設は、2024年に発生した能登半島地震やその後の豪雨災害からの復興を目指す地域プロジェクトの一環として設立されました。運営は、地域の団体であるNPO法人奥能登日置らいが行い、食堂運営には一般社団法人グリーンコープ共同体が支援します。

このプロジェクトは、日本財団が推進する「みんなの憩いの場プロジェクト」に基づいており、建築家の伊東豊雄氏が設計に関与したことで、地域に根ざした独特の建築様式が採用されています。建物の外観には、リサイクルされた能登瓦や地域特有の下見板貼りが用いられ、過去の地域文化を未来へと引き継ぐ形となっています。

『狼煙のみんなの家』は、かつて神社の仮宮や地域の集会所、食堂としての役割を果たしていた場所に新たな命を吹き込むものとなります。住民が集まり、気軽に交流できる場として、多くの人々が利用することが期待されています。これにより地域の記憶や交流が復活し、新たな地域コミュニティの形成が推進されます。

竣工式の詳細



この施設の竣工式は、2025年7月13日(日)11時30分から行われます。式典では神事や関係者の挨拶が行われ、地域の伝統的な馬緤キリコ太鼓やすずカルテットの演奏が披露される予定です。また、式典の終了後には立食パーティーとして、第1回『みんなの食堂』も開催され、多くの地域住民が参加する予定です。

ここで注目すべきは、運営を担うNPO法人奥能登日置らいが、地域に密着した自立運営を目指している点です。グリーンコープはその活動を支援し、食材の提供や輸送などを行い、地域の人々に必要な食事を届ける役割も果たします。

このプロジェクトを通じて、グリーンコープは地域コミュニティの再生と復興に貢献し続けていきます。食に関する支援のみならず、住民の生活全般にわたるサポートを目指し、さらなる活動を進める計画です。

まとめ



『狼煙のみんなの家』の開業は、珠洲市において重要な意味を持つイベントであると言えます。震災を経て町の復興に向けて、新たなサポートの形が生まれることで、地域の人々が再び集い、助け合える場所が提供されることが期待されます。今後、ますます注目が集まるこの地域で、グリーンコープの今後の活動にも期待したいところです。


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会社情報

会社名
一般社団法人グリーンコープ共同体
住所
福岡県福岡市博多区博多駅前1-5-1博多大博通ビルディング4F
電話番号
092-481-4800

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