2025年1月に実施された株式会社i-plugによる「就職活動状況に関する調査」。この調査は主に2026年に卒業予定の学生を対象に行われ、総数715件の有効回答を得ています。その調査結果によると、参加者の91.1%が現在も就職活動を続けていると回答しています。およそ4人に1人が内定を持ちながら活動を継続しており、その内訳は内定通知を受けた学生や内定を承諾した学生が全体の25.6%を占めています。
調査では、最初に選考を受けた時期について尋ねたところ、最も多かったのは2024年12月で、17.1%がこの時期に初めて選考を受けたと回答しました。また、83.8%がすでに何らかの選考過程に進んでおり、これは前年の調査結果と比べて大きな変化は見られませんでした。
次に、選考が最も進んでいる企業の状況についての設問では、31.4%の学生が「選考過程」と回答し、内定をもらった学生は全体の25.6%という結果に至りました。さらに内定を受けた時期を聞いたところ、35.6%が初めて内定をもらったのは2024年12月とのことでした。
就職活動を続ける中で、学生が魅力を感じる企業の条件も明らかにされました。「社内の雰囲気が良い」という回答が68.5%と最多を占め、次いで「給与、待遇が良い」が63.1%、そして「完全週休二日制」が59.2%と続きました。これにより、学生たちは企業文化や労働条件に特に魅力を感じていることが伺えます。
さらに、将来的に転職する可能性についても尋ねたところ、「あり」と答えた学生が66.9%を超え、昨年に比べ4.4ポイント減少したものの、転職を考えている方が依然として多数を占めています。
このように、2016年卒学生の就職活動は多くの学生が並行して内定を持ちながら進めている様子が浮き彫りになりました。若者たちが求める企業の条件も変化している中で、まだまだ挑戦を続ける意欲は高まっています。今後の動向も注視が必要です。
調査概要
- - 調査対象:2026年卒業予定の学生
- - 調査期間:2025年1月20日〜2025年1月24日
- - 調査方法:インターネット
- - 有効回答数:715件
- - OfferBoxに登録している学生を対象
OfferBoxについて
OfferBoxは新卒オファー型の就職支援サービスで、企業は必要な人材にアプローチし、学生は自らの選択肢を広げるために利用されています。2025年卒業予定の学生は213,000名以上が登録し、多くの企業がこのサービスを通じて新たな出会いを求めています。