阿蘇くまもと空港に多言語対応の医療サポートステーションがオープン

阿蘇くまもと空港に開設される新たな医療サポート

阿蘇くまもと空港が、訪日外国人旅行者を含むすべての空港利用者に向けた多言語対応のオンライン医療相談サービス「OHDr.メディカルサポートステーション」を2026年1月7日から開始します。この新しいサービスは、訪問者が安心して医療相談を受けられる環境を整えることで、空港における医療対応の充実を目指すものです。

設立の背景と目的

熊本空港は国内外の利用者にとって九州の交通の要所であり、多くの人々が通過する重要な拠点です。このため、空港利用者の健康問題に迅速に対応できる医療体制の構築が求められています。 |株式会社ジョーズコーポレーション|は、このニーズに応えるために「OHDr.メディカルサポートステーション」を設立しました。

サポート内容

「OHDr.メディカルサポートステーション」では、以下のサービスを提供します：

- オンライン医療相談：体調不良時に日本語・英語・中国語で医師と直接相談できます。これにより、センシティブな健康問題に対しても安心してアプローチが可能です。
- 医療機関の紹介：もし専門的な治療が必要な場合、利用者に適した医療機関を紹介し、オンライン診療の案内も行います（有料）。
- アフターフォロー：空港を離れた後でも、健康についての気になる点をチャットで相談できるフォローアップサービスが用意されています（診療受診者向け・無料）。

利用には費用がかかる？

「OHDr.メディカルサポートステーション」は、医療相談と医療機関の紹介がいずれも無料で利用できます。ただし、専門医からの診断や処方が必要な場合は、別途オンライン診療サービスをご利用いただく必要があります。したがって、日常的な健康相談に特化したサポートが行われる点が特徴です。

相談時間と場所

サービスの時間は、毎日11:00〜17:00で、阿蘇くまもと空港の旅客ターミナルビル1階の救護室に設置されています。多言語対応のこの施設によって、国内外の旅行者が快適に旅行を楽しむための支援を行います。

まとめ

この新しい医療サポートステーションの開設は、熊本空港にとって画期的な取り組みです。多様な言語に対応し、医療アクセスを向上させることで、国際交流を促進する新たなモデルを地域から全国、そして海外へ発信していくことでしょう。訪日外国人をはじめ、すべての利用者に便利で安心な空間が提供されることを期待しています。