GRAND株式会社による新たな調査結果
オフィスメディア『GRAND』を運営するGRAND株式会社は、製造・開発領域におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の決裁関与層に関する新たなレポートを発表しました。今回の調査は、自社の『GRAND視聴者属性調査』に基づいており、特に製造業のBtoB広告主に向けた重要なデータが提供されています。この調査により、製造・開発DXにおける導入決裁に関与する層の割合とその特性が明らかにされました。
調査の概要と結果
この調査によると、製造・開発DXの決裁に関与する層は全体の9.3%にあたる96名(約11人に1人)で、その中でも部長クラス以上が半数を占めています。役職内訳では、経営者が10.4%、役員クラスが14.6%、部長クラスが25%となっており、決裁権を持ち、サービス選定に関与する割合は60.4%にも達しました。
この層に属する企業のうち83.3%が4人以上の合議で決裁を行っており、特に4〜5人での決裁が32.3%、11人以上が27.1%と、多くの人間が参加する意思決定プロセスを持っています。
主要な発見
調査を通じて浮かび上がった問題の一つは、業務の属人化です。決裁関与層の44.8%がこの課題を抱えており、人手不足や情報共有に時間がかかるという問題も深刻です。また、業務のデジタル化が進んでいないという認識を持つ層も33.3%に及び、これらの問題解決が急務とされています。
さらに、新システム導入時に重視する点として、既存システムとの互換性やランニングコストの削減、セキュリティの信頼性が上位に挙げられています。特に、この層では「互換性」が49%と最も重要視されており、業務推進にあたる担当者の視点が如実に反映されています。
どのように行動を促進するか
新しい情報に接した後の行動として、社内での共有が38.5%、口頭での伝達が37.5%という結果が出ており、これは全体平均を大きく上回っています。このことから、製造・開発DXに関しては、いかに情報を拡散し、実行に移すかが鍵となることが示されています。
管理職層の中でのDXの認知が高まるにつれて、初めて導入を検討する段階に進む機会も増え、これがさらなる導入促進につながることが期待されます。GRANDの調査によると、決裁層の情報拡散とともに意志決定への影響力が向上するとされています。
まとめ
この調査結果は、製造・開発DXの導入に向けた重要な指針を提供します。特に、決裁関与層がどのように意志決定に関わっているか、その問題点や重視している点を知ることで、今後の戦略を練るうえで大いに役立つでしょう。PRやマーケティング戦略を考える上で、この情報をいかに活用するかが重要なポイントとなるでしょう。今後もGRANDはこの分野のデータ提供を続けていく予定です。