株式会社テラスカイ、ACCELQ社との販売契約を締結
東京都中央区に本社を置く株式会社テラスカイが、米国ダラスに本社を構えるACCELQ, Inc.と、日本国内での初のリセラーパートナー契約を締結したことが発表されました。この契約により、テラスカイはACCELQの国内販売権を獲得し、AIを活用したノーコードのテスト自動化および管理ツールを広めていく予定です。販売開始は2025年2月からとなっており、テラスカイは特にSalesforceの導入を進める企業や開発のシステム・インテグレーターに対して、ACCELQの導入を提案していく考えです。
ACCELQとは?
ACCELQは、AIを駆使したクラウドネイティブのアプリケーションであり、プログラミング知識がなくてもテストを自動化できるのが特徴です。さまざまなプラットフォームでテストを行うことができ、特にWeb、モバイル、API、データベースにおいてその効果が高く評価されています。
ACCELQの導入により、情報通信業界の大規模Salesforceユーザー企業では、数日かかる手動テストのプロセスを数時間に短縮し、コストと作業の負担を80%も削減する成果を上げています。
テラスカイのDX推進と内製化支援
テラスカイは、企業のシステム内製化の必要性を早くから唱えており、これに基づいた「CoE(Center of Excellence)」組織を設立し、全国の企業に対してその運営支援を行っています。これにより、Salesforce開発のノウハウを集約し、全体最適化を図ってきました。内製化を実現した企業においては、リリース及びテスト作業の負担が残っており、その結果リリースサイクルが懸念されることから、ACCELQの導入が期待されています。
これまでも、2019年に導入が開始されたリリース管理ツールFlosumを通じて、リリース作業の効率化を図った企業が多く存在しました。ACCELQもFlosumに続く形で、テスト作業の効率化を目指し、国内市場への投入が決定されたのです。
ACCELQの特長
1.
AIを活用したノーコードのテスト自動化
- クラウド上で作業ができ、プログラミング不要でのテストが実現。
2.
多様なプラットフォームに対応
- Web、API、モバイル、デスクトップなど、さまざまな環境でテストが行えます。
3.
自己修復機能
- 迅速なリリース変更への対応が可能です。
4.
自動的なテストケース生成とデータ計画作成
- テスト管理のみならず、バージョン管理やガバナンス管理機能も充実。
ACCELQ社は、テラスカイとの提携により、日本市場への革新的なソリューションの提供を目指しています。テラスカイのCEO、佐藤秀哉氏は、「この度のパートナー契約をとても喜ばしく思っており、Salesforceにおけるテストの課題を解決していくことで顧客企業のDXを支援していく」と述べています。
企業概要
株式会社テラスカイは2006年に設立され、クラウドのリーディングカンパニーとして、日本市場におけるSalesforceの導入・普及に力を入れています。その実績は金融、医療、サービス業などあらゆる業界で7000件を超え、トップクラスの導入実績を誇っています。今後も事業を拡大し、企業のDX推進を支援していく計画です。
所在地:東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル16階
設立:2006年3月
資本金:12億5,689万円(2024年4月末時点)
代表者:佐藤 秀哉
URL:
テラスカイ公式サイト